ジロールで削って・・・2010/07/01 22:33

昨晩は、S夫妻のご自宅へ、ご招待頂きました。
東京ドーム近くのマンションで、12階のお部屋に伺うのには、エレーベーターで10階まで、そして、緑の高木と芝生の空中庭園を歩いて、もう一度エレベーターで12階へ。
この空中庭園の部分は、完全なる外部ですので、雨の日は傘が必要になるのですが、それが高層マンションの威圧感を感じさせない大切な空間になっている様に感じられました。
そして、リビングからは、遠くまで見渡せる夕暮れの東京の風景が楽しめました。

S夫人は、御料理上手で、心のこもったおもてなしをして下さいました。
実は、プティ・アグールの話を前々からお聞きしていたので、今回はとっても楽しみに・・・。
プティ・アグールは、羊のミルクから作り、周りに唐辛子を塗って熟成させたチーズです。そして、このチーズを専用の削り器で、ひらひらのフリル状に削って蜂蜜を添えていただきます。
この削り器が「ジロール」・・・ハンドルを回して削りとられる花びらの様なフリルが、ジロール茸の様だから・・・。
プティ・アグール
薄く削られたチーズに、岩手県の養蜂場のとちのきの蜂蜜を付けて味わうと、
程よい甘さとチーズのこくが口の中に広がり、とっても美味しく頂きました。
幸せな気分になりました。

そして、岩手の純米大吟醸「南部美人」で、冷たくて美味しいうにのコンソメゼリーよせ、豆腐、ホタテ貝とトマトソースの一品、そして、塩豚のビール煮と色鮮やかな鯛料理のおもてなし。
ごちそうさま・・・
手作りのくるみ入りのパンも美味しかったです。

帰りにお土産に、今年の採りたてのとちのきの蜂蜜と,
スペインのCACAO SAMPAKAのチョコを頂きました。
週末に、美味しいアイスチョコレートを作って飲んでみます。