ビーちゃんの話・・2009/12/22 23:48


底のない袋

昨日童渓ジジより本が届きました。
それは、幸田露伴の孫の青木玉著「底のない袋」というエッセイです。
何故この本が・・?
それは、8日の童渓じじのコメントで、ご近所の青木玉さんが書かれたエッセイに
童渓ご夫婦とビーちゃん(ビーグル犬)が載っていると読んだので、先日会った時に、
「読んでみたい・・。」と言ったら、早々にその本を買って送ってくれたという訳です。
ありがとうございました。

その本の中の「夏至のころ」というエッセイで、その中に著者と庭の手入れしていた植木屋の親方とそこに散歩に出て来た犬連れのご夫婦との何気ない様子が書かれていて、親方が犬に向かって「別嬪さんだ」と・・。

お台場でビーちゃんと

「別嬪さんだ」と言われた犬が、童渓ジジの家のビーちゃんです。
実は、私たちが数日家を空ける時には、エーデルを童渓ジジの家にお預けするのです。
それはエーデルにとって、初めての犬同士の共同生活で、自分が犬であることを自覚した時だったようでした。
だから帰って来た後は、なんだか自己主張が強くなった様子でした。
いつも、童渓ジジの所へお預けすると、北の丸公園やお台場や・・散歩に連れて行ってくれました。
お散歩
でも、そんな可愛いビーちゃんが3年前の12月20日にお散歩の途中で突然の不慮の事故で死んでしまったのです。その時は、あまりのショックで童渓ご夫婦へかける言葉もありませんでした。
別嬪なビーちゃんが、青木玉さんのエッセイの中に生き生きと可愛らしく描かれているのは、きっとご夫婦にとってはかけがえのないビーちゃんとの思いでのひとコマなんだろうと思いました。

ビーちゃんが亡くなった後も、エーデルはお世話になっています。