風花草紙

エドワード・ケネディ上院議員が７７歳で死去したニュースに接して・・、
ジョン・Ｆ・ケネディ、ロバート・ケネディ、エドワード・ケネディの兄弟がホワイト・ハウスで揃って写っている写真を思い出しました。

１９６０年代のあの頃、ふたりの兄に比べられてどんな思いをしていたのでしょうか・・
相次ぐ凶弾に兄を失った時、彼はケネディ家の期待を一身に背負う事になった自分の人生をどのように考えていたのでしょうか・・

二人の兄に比べて少々線の細さを感じてしまうエドワード氏でしたが、ロバート・ケネディ氏の葬儀の時、遺児に付き添っていた雑誌の切り抜き写真を今でも持っています。
当時のケネディ一家は、先日の当選当初のオバマ大統領よりも熱烈にアメリカの希望の一家だったのですから・・、残ったエドワード氏への期待は大きかったのです。
そして、二人の兄の遺児達の後見として、彼らが父をも越える人物へ大きく成長してくれる事を、私たちは勝手に期待しました。

その後時々、ニュースでケネディ家の人々の事を耳にしましたが、あまり良いニュースではなかった様に思います。
そして、あらから40余年、エドワード・ケネディは、兄と比較される事のない信念を持った政治家人生を全うしたのでしょう。
途中、スキャンダルな事故もありましたが・・・

彼は、兄達の眠るアーリントン墓地に埋葬される事になったとの記事がありました。
心より冥福をお祈りいたします。