シャトー・マルゴー・・・2012/11/15 22:26

今回の旅は、フランス二大ワイン巡りと言ったところで、実はワインについて
蘊蓄云々する事が出来るワイン通とは言えない二人です。
Qさんがフランス語を習い始めた時から、語学修得の早道とフランスワインや
チーズと食に走った事がきっかけ・・・。
日本酒も好きですけど、外で食事を楽しむ時には、イタリアンやフレンチそして和食でもワインを飲む方が多いかもしれませんね。
そんな時、「赤?白?」「シャブリ?サンテ・ミリオン?」「辛口?」そんな基準で
ワインリストを・・。ワインリストを読むのはQさん。(近頃はレストランの照明が暗いと読めないって・・。)もちろん、ボトルのお値段も注目しますよ。
そんな訳で私は、飛行機の中で「わかるワインシリーズ ボルドー基本ブック」で、ボルドーワインについて上澄みだけ一夜漬け。。。

ボルドーワインは「いかり肩ビン」で、ブルゴーニュワインは「なで肩ビン」、
それぐらいは知ってました。。。付け焼き刃のワイン通の旅の始まりです。

「マルゴー」は「重い!」と表現しても良いぐらいの芳醇な赤ワインで、今までに何回か飲んだ事があるボルドーワイン。
まずはマルゴーへ行くことにしました。空港から35km程度の距離です。

空港の駐車場でレンターカーの手続きを済ませて、「シャトー・マルゴーへ行くには??」と聞いたところ、親切にナビで目的地にセットしてくれました。
久々の左ハンドル(8月に新車になったから右なんですよね・・)で左側通行。
「右、小回り。左、大回り。」とブツブツ言いながら、ナビの指示で迷うことなく、
道の両側にブドウ畑の風景が広がって来ました。

ボルドーワインは、ブドウの育った土地の名前がラベルに書かれています。
マルゴー、ポヤック、サンテミリオン・・・などです。
この土地のことをアペラシオンと呼ぶそうです。
ボルドーワインは、このアペラシオンで表現され、マルゴーの属するメドック地方の格付けはシャトー(ワイナリー)を1級から5級に分類しています。

マルゴーは、五つの村にまたがるアペラシオンで、初めに訪ねたシャトー・マルゴーは、マルゴー村の1級シャトーです。
実は、私たちの中ではマルゴーの名前は、「王妃マルゴ」の映画を思い起こさせます。
16世紀の野望と陰謀の渦巻くフランス宮廷を舞台にした王妃マルゴの物語。
でも、あの重苦しく暗い映像と美しい王妃マルゴと、世界でもっとエレガントなワイン(受け売りです・・)と言われているマルゴーは何の関係もないのですが・・。

シャトー・マルゴー

途中の畑脇に他のシャトーの案内看板も目にしましたが、ナビのおかげで迷うことなくシャトー・マルゴーにたどり着きました。ナビがなかったら間違いなく迷っていたと思います。
時間は11時近く、空は青く秋の陽射しが眩しい程で、収穫の終ったぶどうの木は、黄色く色付き始めていました。

そして綺麗に手入れのされたシャトーへの並木道。。。
その先には、ボトルのラベルに描かれている館がありました。
気品を感じるたたずまいで、世界でもっともエレガントなワインの表現がマッチしている様な気がしてきました。
実は、シャトー見学は予約が必要なのでが、ブドウの収穫後のこの時期は忙しいので見学も試飲も出来ませんでした。
村の教会の先にワインカーブがあるので、そこでなら試飲が出来ると教えてもらい、そちらに行って見ることにしました。

ワインカーブはすぐに見つかり、中に入ってみると棚には、マルゴーやその他のアペラシオンのワインボトルが並び、床には木箱が積まれていました。
シュトー・マルゴーのヴィンテージボトルはガラスケースの中。。。
ここで試飲させてくれたのは、マルゴーじゃなかった・・・。
ガラスケースの中のボトルを見ていたら、
「このヴィィンテージは、15年後に飲めるよ。」と・・・。
15年後なんて、飲むの忘れちゃうし、生きてるかわからないじゃないですか。
「何時飲みたいのかね?」
「帰ったらすぐに友人と飲みたい。」
「じゃ、これだね。」と1999年を購入したQさんでした。
私は、この先荷物の中にワインボトルが何本になるのか・・・・・と。。。

正午も過ぎて、お腹がペコペコ。
だって、朝食はパリに到着する前に飛行機の中で食べて、その後ボルドーまでの飛行機の中でコーヒーとクロワッサン一個だけ・・・。
私は運転しているので、ワインも飲んでいないし。。。
ワインカーブのご主人に、「何処かレストランはありますか?」と尋ねると、
来た道を少し戻ったところにあるレストランを教えてくれたので、そこで昼食をすることにしました。

長くなったので、、、つづく。。。
いったいどんな長編になるの・・・。
でも、後半は写真も少ないから話も端折るかもしれません。。。





コメント

_ うめ ― 2012/11/16 09:11

先日は、久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
ソフィーちゃんの報告、楽しみにしていますね。
そのお話をされていた時のパパさんのお顔。
本当に嬉しそうでした^^
またお会いできますように・・・

それにしもて・・・
はぁ~。素敵ですね~
フランスっていうだけで、とってもオシャレに見えてしまいます。
私、ワインの事はよく分からないんです。
美味しければ何でもいい・・・みたいな^m^
景色も日本とは違うキレイさなんでしょうね~。
空の色もオシャレに見えちゃいます(笑)
続きも楽しみにしていますね♪

_ ベルパパ ― 2012/11/16 09:39

いよいよ、本編がはじまりましたね。シャトーマルゴー、ほんとにお城。

日本だと、どんなにいいワインができましたといっても、やはりワイン工場。

シャトーの名にふさわしい、優雅なたたずまい。そしてワインボトルの
上品なラベル。すばらしい旅の序章にため息です。

_ たけママ ― 2012/11/18 13:46

昨日の夜、どうしてもワインが飲みたくなって、
近所のスーパーに走りました(笑)
今回の記事を読んでから買えばよかったと反省中です(^^;)
ボジョレー見たいな軽い、若いワインも好きですが、
私はやや重の方が好きらしいです♪

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