センター試験日本史B・・・2011/01/18 17:21

何を思ったかセンター試験の日本史Bに挑戦してみました。

日本史AとBは、高校の単位数の違いと、Aは近現代史~に特化した内容で、日本史Bは古代~近現代までの広範囲を扱っているから、一般的には日本史Bが選択されるそうですね。
新聞を開いたら、試験問題が細かい文字で一面に・・・。
もちろん、英語や数学や国語の問題には、挑戦しようなんて間違っても思いません。

何を血迷ったか、日本史の問題を読み始めてしまった。。。←今までは問題を解こうなんて思ったことはゼロです。
大学受験は30数年前。その後は、受験勉強として日本史に向き合った事はないので
興味のない時代、出来事、通史は虫食い状態。好きで興味を持って日々接している歴史関係の書籍は、極端に偏っているので、全然自信がない。試験問題を解くテクニックだって、昨今のテクじゃないし・・。試験問題独特の設問の言い回しに接して、「正」を選択するのか「誤」を選択するのか注意を要した。
でも、マークシートじゃない時代は、人名・出来事・地名などを漢字で表記しなくてならない問題もあったから、それに比べると選択問題は楽だなと思った。
組合された選択肢から誤の言葉を消したり、出題側が何を引っかけようとしているか
考えて選択すると正解の確率が高くなるから・・・。

今年の問題は、そんなに難易度は高くなかったようです。
古代から近現代、特に最後の問題では美濃部亮吉都知事の名前まで記されていたのには驚いた。ここまで歴史の問題になっちゃう???そうなんだ。。。。。
問題全体の印象は、満遍なく政治・外交・経済・文化と出題されているようだが、その中でも経済史問題が多く出題されていていた。
部分部分を深く掘り下げてなくても通史的に全体を把握していた受験生なら、かなり正解が導ける問題が多かった様に思えました。

ところで、結果的にどれぐらいで出来たかと言うと、約6割・・・でした。
平均点ぐらいかな。。。点数は非公開。。。
やっぱり、昔から苦手だった古墳時代と、その当時時間に追われて詰め込んだ記憶のある近現代史の政治経済関係の問題に引っ掛かった・・・。頭の中の近現代史は、受験勉強用に整理されていないと言うことでしょう。なんて、言い訳をしてみたり。。。
最後は集中力が切れてきたし・・・。
でも、本当に久し振りに日本史の問題を解いたので、面白かったけど、7割は正解したかったですね。試験なんて、得意なヶ所が出題されるかどうかで、結果が大きく左右されてしまうから、賭けみたいなものなんですよね。

でも、受験が終れば日本の歴史を学ぶことはない人が、大部分なんでしょう・・・。
これでいいのかな???
もっと日本の政治外交・文化の歴史の本質に興味を持って欲しいと思うし、そこから、
自分の国の行く末を考える力が生まれるのではないかと思っています。。。