京都 醍醐寺展2018/11/17 14:38

ブログに書き留める内容が一週間遅れになっている.....
自分の備忘録でもあるので良しとします。

先週末は、土曜日夜は「いとこ会」だったので、午後から東京に居ました。日曜日午後は、開催中には何とか行きたいと思っていたサントリー美術館へ行って来ました。

「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」の開催予告を見つけた時から
絶対見に行こう!!!と思いました。
開催期間は9月19日〜11月11日。。。
仕事場が東京ミットタウンの隣の様な場所だし、昨年の様な忙しさでは無いから、絶対大丈夫と余裕で過ごして居ました。
「前期後期で展示の入替があるので二回足を運ぶ事をお勧め」の記事を読んで、前期後期両方見に行こうと思っていたのに...

空海の孫弟子にあたる聖宝を開祖とする世界遺産の醍醐寺が所有する
国宝・重要文化財の仏像や仏画100点余が展示され、普段公開されていない貴重な作品が、こんな近くで鑑賞出来る機会、滑り込みセーフで
最終日の鑑賞となってしまいました。。。


最終日それ程の混雑もなく音声ガイドを聞きながら、醍醐寺の歴史に
沿った展示を堪能出来ました。

間近で如意輪観音坐像を拝観。。。
右手を頬に添えて思惟の相を表し、ふくよかなお顔で優雅さを感じさせる観音坐像で50cm程の平安時代の木造仏。
360度ぐるりと鑑賞出来ました。


前期展示だった両界曼荼羅図が鑑賞出来なかったのは残念でしたが、
種子曼荼羅を鑑賞。
曼荼羅図は、大日如来仏を中心にした宇宙を表した密教の代表芸術で、
種子曼荼羅は曼荼羅図の諸尊を梵字で表したもので鎌倉時代の作品。

国宝の諸仏を音声ガイド付きで間近で拝観。。。
現地の霊宝館で拝観するより近いと思います。

国宝 薬師如来 と両脇侍像。。。
日光菩薩と月光菩薩を脇侍に中央に座す薬師如来坐像は、奈良の大仏様を思わせる重量感を感じました。

鎌倉時代 快慶作の不動明王坐像。。。
忿怒相の不動明王がイケメンで印象に残りました。
勢いよく燃える火炎光背にも平安時代とは違う鎌倉仏師の力強さを感じさせました。

五大明王像(平安時代)の大きなどんぐり目も印象的でした。

俵屋宗達作の扇面散図屏風は前期展示の為鑑賞出来ず。
学生時代に数回訪れた醍醐寺の諸仏に出会うことが出来て感謝でした。
最終日に行けて本当に良かった。。。

東京の秋もだいぶ色付いて来ました。。。 

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
はじめてのシュナの名前は?

コメント:

トラックバック