大パーゴラの架け替え~2015/07/05 22:13

先週末の大雨で小道の紫陽花がみんなお辞儀をしてしまいました。。。
海のガーデン~建物を改修して木造テラスと大パーゴラを造ってから
20年の歳月が流れました。。。
昨年、テラスの床板と手摺の取り替えをしましたが、
大パーゴラも、木造架構から木屑が落ちて来たりして痛みがかなり酷くなっていたので、
架け替えの時期を迎えていました。


地場の棟梁に、昨年からテラスの手摺の交換に続いて仕事を依頼していたのですが・・・
ワインカーヴ内部の造作やらで延び延びになってしまい・・・
棟梁は忘れてしまったのかと心配していたら、先月初めに10m近い一本物の柱材が
見っかったので工事を始めたいと言って来ました。
本当は冬場に工事をして欲しかったのですが、梅雨本番のこの時期に・・・と心配しつつ
先週月曜日から足場掛けを開始して、大パーゴラの架け替え工事を開始しました。


開始したら解体が早い~~
先週金曜日の夜に海のガーデンに到着したのは夜!
大型重機が敷地内にあってガレージまで行けず・・・
土曜日、どんよりとした曇り空の朝、外に出て見ると・・・
すでにテラスの上を覆っていた大きな梁はすでに解体されていて、
残っていたのは、デッキ下から伸びている長い柱だけ。。。


厚い雲の下、吊られて行く柱に20年の時間が過ぎた事を実感しました。
木造の大架構が完成した時、ご近所の方々が驚き「何か宗教ですか??」とか「お店ですか?」とか言われ覗きに来られたり、ある方には「自分達のアイディアを実現出来て
冥利に尽きますね。」と言われた思い出があります。


米松の柱は、20年の歳月でこんなにボロボロになっていました。。。
もともと檜や杉などに比べて柔らかい材木なので、雨風に晒されてすでに限界でした。
さらに、当初柱上部に板金を施していなかった事も原因したいるとは思います。



アケビのシェードは、柱に止めていた部分を外してテラスの上に寝かせてあるので、
今年のアケビの収穫には、多少のダメージがあるでしょうが、心配した程ではないと思っています。テラス下の薔薇の方が少し心配です。

夕方にはすべての柱が取り外され、新しい柱が一本建て込まれました。
棟梁がどうしても一本を早く建てたかったとか・・・

新しい柱は、「今までと違い若い張を感じる~」とソフィパパが言っています。
今週のお天気次第で工事が進みます~~今月末完成の予定!

雨上がりの庭は、ユリの甘い匂いがいっぱいです~