風花草紙

以前から「何故、規制しないのかな？」と思っていた、大型車両の移動広告について、東京都が１０月からデザインの規制を開始するニュースを耳にして一言。

原宿では、一日に何台も目撃するあの広告トラックを、アド（広告）とトラックの造語でアドトラックと呼ぶそうです。
新曲発売とかゲームソフト、Ｗｅｂの宣伝、・・・色々・・・、興味がなくても目に耳に入ってくる大型の移動広告です。
大型のものになると、トレーラーの牽くコンテナー部分が全体に光って大音響（規制内？？）を発して原宿駅前の渋滞車列に並んでいたり、渋滞する交差点を左折していったり・・・。
道交法違反ではないのだろうけど、とっも迷惑です。
それと、環境問題を考えたら、なんて無駄な事をしているのかと・・・。
渋滞しているところを走行するから、広告効果があるんでしょうけど、地球温暖化問題を考えても
こんな無駄な車両が走ることは×です。

アドトラック運行専門会社のＨＰを見たら、ターゲットの若者が多く集まる原宿駅前を重点的に何キロ走行するとか、渋谷スクランブル交差点で先頭停止するには云々など、広告宣伝走行のノウハウを
並べていた。
店舗は、歩道に広告看板を置くことは禁止されている、歩行者の邪魔にならない程度には置かれてはいるが・・・。ならば、道路も同じで、車両の多い場所で大型車両を利用して広告宣伝するのは
どうなんだろうか。渋滞のなかアノ派手な車両によって大事故が起きないとはいえないのではないか。
今回、東京都では、広告デザインによって景観を乱したり、光や色が周りの運転者の注意力を妨げ交通事故を引き起こす恐れがあるとして、１０月から規制することになったようだ。

このニュースを見て、ようやくの規制処置がとられることになったか・・・と。。。。

さらにもうひとつ、調べてみたら、あの広告宣伝車両は、８ナンバー、つまり緊急車両やゴミ収集車などと同じ特殊用途自動車に分類されるそうです。特殊用途自動車は、税制上の優遇処置で保険料や自動車税が軽減されてるんです。あの車両も税金が軽減されている？？？信じられない！！です。
たとえば、移動広告宣伝車両は、すべて太陽パネル搭載の電気自動車のみ認めるとか・・・。
あんな大型の電気自動車は、今はまだ無理だろうけどね。

今日一番気になったニュースは、次期ソウリの抗争じゃｙなくて、アドトラックの規制でした。