「源氏物語」1000年経った今でも・・2009/11/21 22:53

まろ、ん?
「源氏物語」が書かれたのは1000年前・・・。
1000年前に紫式部が、平安王朝を舞台にして高貴な男君を主人公にして、
その男君を取巻く400人を超える人物を登場させた長編小説を書き上げたことは、
驚くことなのだと思っています。
先日、「瀬戸内寂聴が語る 源氏物語の男君たち」を視聴してあらためて凄いことだったのだと実感しました。

「源氏物語」の現代語訳は、高校生の時に谷崎源氏を斜め読みした覚えがあります。
学校の図書室に美しい薄ピンクの装丁の円地源氏が並んでいたのも印象に残っています。
「どの現代語訳が・・・」なんて言えないけど、「瀬戸内寂聴が語る 源氏物語の男君たち」を視聴していて瀬戸内源氏が少しだけ想像出来た様な気がします。
瀬戸内寂聴曰く、「紫式部は、この小説で何が言いたかったか・・。それは、女人成仏、男はだめよ・・。」だそうです。
時間が余ったら、現代語訳の源氏を読み比べするのも面白いかなと思っていますが、
今は・・・・・、そして、今後、そんな時間ができるかな・・・。

時間のない忙しい方への「源氏物語」の入門(?)お勧め書籍は、
「大掴源氏物語(おおづかみげんじものがたり)」小泉吉宏著 幻冬舎

1帖8コマ漫画で全54帖を1冊で読めて、描かれている衣装なども資料調査の上で
描かれているので、「構想6年制作3年」と帯にありますが、源氏物語を楽しむには
お勧めです。
そして「まろ(栗)の君」がかわいいですよ。

「源氏物語」は1000年経った今でも、古くならない物語なのですね。
いつの時代も「男君と女君」の関係は・・・・・。

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