ラフィット 出産記録①2017/10/01 06:54

9月中に出産記録を書きたかったのですが、10月に入ってしまいました。
「生まれましたか?」と仕事のメールでも聞かれたのですが、なかなか
書きだせなくて10月になってしまいました。

9月27日水曜日夜、ラフィットは帝王切開で3頭の女の子を出産しました。
でも、残念ながら病院から連れ帰れたのは2頭でした。


9月の最終週月曜日は、1回目の交配から数えて60日目になるので、
いつ生まれて来るかハラハラドキドキの週明けでした。
朝の検温で35.7°!「体温が下がってるー!」
8時間から10時間後には生まれるのではないかと思いましたが・・・
でも、ラフィットは全然陣痛の素振りも見せず!

テリアスの早河さんに電話連絡。。。
今回もソフィの時同様に、陣痛が始まったらテリアスのサロンでお産をする
事になっていました。
陣中が無い?息遣いは?食欲は?軟便は?等々早河さんの質問には
すべて「NO」でした。
出産に詳しいベテランの早河さんは、「交配日から数えてまだ早いので
早くても28日頃でしょう・・」との意見でした。
二回目の交配日から算出しているのか、私とは日数の数え方に食い違いがありました。
月曜日、火曜日とラフィット様子を見ながら早河さんと連絡をとり合いました。
水曜日の朝、いつもの様にソフィとラフィットを連れて出社しました。
この日も朝の食欲はいつもと変わらず。
変わった事と言えば食後のミルクをの飲み残した事でした。

お昼、珍しくカーペットの上に腹ばいに寝ていました。
お腹が苦しくないのかな~と思って見ていました。
その後起きあがった時、カーペットが濡れていたのでびっくりして、
ラフィットを見ると脚の毛が濡れて、触ってみるとヌルっとしていて粗相をしてしまったのとは違う感じでした。
すぐに破水してのではと感じ、少々慌てて早河さんに電話をかけましたが、
陣痛の兆しもない事から様子見になりました。
まだこの時点でも彼は、早くて明日28日だと思うと主張していました。

午後2:00から仕事の打合せを進めて居ると、何時もは打ち合わせテーブルから離れた私の机の下で寝ているラフィットでしたが、うろうろして落ち着きがなく、何度もおしっこをしていました。それと、この時までに4回程ごく普通の固さのうんちをしていました。
今思うとこの行動が、彼女の出産兆候だったのです。
ちゃんと気随てあげられなくてごめんね。。。
4:00近くに早河さんから電話があり、「破水だとしたら帝王切開になるかもしれないので、病院の方には連絡をしておきましたので、夕方にお店に寄って下さい。」と・・・この時初めて、帝王切開の言葉が出ました。
私達は打ち合わせを終えてすぐに、目黒のお店に急いで向かいました。
ラフィットの様子は言えば、息使いが荒いなどのの大きな変化は見られませんでした。
実はこの日、早河さんは遠出をしていて対応してしてくれたのは店長でした。
ラフィットお腹のふくらみを見て、「先週よりかなり大きくなりましね。自然分娩の兆しが見られないので、母犬の健康を考えると帝王切開した方がよさそうですね。」と・・・
病院の方は、7時の普通診療終了後の手術をお願いしてあると言うので、
エーデルの時にお世話になったF動物病院へ。。。

病院到着後、すぐにラフィットを手渡して処置が開始されました。
この時点では、子供は3~4頭でまだ大丈夫との事でしたが・・・。
ラフィットの麻酔が効いて手術が開始されたのは、7時半を過ぎていたと思いますが、時間を確かめる余裕がなかったのか、はっきりとした時間経過が
記憶にありません。
まだこの時点で、私はそんなに危機感を感じてはいませんでした。
帝王切開をすれば、子犬は無事に生まれて来ると多少安易に考えていました。
思っていたのよりも早く、1頭目がタオルに捲かれて店長に手渡れました。
彼は、両手で包み込む様にして子犬の体を擦っていました。
2頭目も手伝いに駆けてくれた女性に手渡せれ、彼女も両手で包み込みながら子犬を見ました。
その時、何やら店長に話しかけてから、病院側へタオルに包まれた子犬を渡してしまいました。そして1頭目の少し大き目なタオルの塊も手渡しました。
私は、この時点で何が起きているのかはっきりとは理解していませんでした。
その間に3頭目のタオルに包まれた子犬が連れてこられてました。
1頭目2頭目の動かないタオルの塊ではなく、手足をバタバタと動かしていて元気な子犬の様子はすぐに見てとれました。
手術台の方では、「3頭ですね。後は胎盤です。では、避妊手術をします。」と
声がしました。
手術が終わるまで母乳を貰えない3頭目の子犬はピーピーと元気に泣くので、注射器でブドウ糖を口の中に運んでもらっていました。


結局、1頭目は、250gほど(測定はしていません)の大きな女の子でしたが、
取り出した時はまだ心臓は動いていたのですが、破水をした為でしょうか
お腹が膨れていて助かりませんでhした。
2頭目は、とっても小さく89g(帰宅後計量)でまだ発育途中で、頭皮がまだ
ついていない状態でした。その為に、育たないと判断されてしまった様です。3頭目は270gの元気な女の子・・驚愕の270g!これは間違えで帰宅後の
測定で220gでした。
覚醒したラフィットは、手術台の上で痛みからかヒーヒーと声を出していて、
自分が子犬を産み落としたと言う思いは無い様子でした。
まずは母犬が大事にならずに本当によかったと思いました。
1頭だけを連れ帰る事になり、ダンボールに入った子犬を車に運んだ時、
執刀していた若い先生が2番目の子犬がを連れて来てくれました。
「頭が割れているので育つ保証はありませんが、まだ手足を動かしているので連れ帰ってあげて下さい。」と・・