カタプラーナと牛肉のビール煮 etc.....2010/06/08 23:21

さてさて、昨日の続き・・・料理の反省会・・・

今回のお客さまは、母の友人もご招待したので初対面の方がいらっしゃるので、どの様に着席していただけばいいのか考えた末に・・・、
「今日は、ビュッフェ形式でお料理はこちら・・、ご自由にお取りになってお座り下さい・・」と初めに申し上げる事にしました。

お皿やワイングラスなどは、14年前に12客で揃えたあったので大丈夫でした。でも、2枚足りない中皿は・・、きっつと、この14年間の間に割れてしまったんだと、改めて気が付きました。

何をどの様に作ろうかな・・・、出来るだけ前日に準備出来て、当日は私もワインが飲める様になんて考えて・・・。
(腰を落ち着けてワインを飲み始めると、お客さまに色々運んで頂いたり・・・、これ私の悪い癖です!皆さん、お皿を下げてくださりありがとうございました。残ったお料理を冷蔵庫にまで仕舞っていただき・・・。)

昨日書いたメニューに落ち着きました。
・・・・・なんだか、コンセプトのないメニュー・・・・・


*アボカドのサラダは当日の朝に作って冷蔵庫へ・・。
*ひよこ豆のサラダに使うタマネギとパセリは、前日にフード・プロセッサーでみじん切りに、それをビンに詰めて置いて、朝ひよこ豆の缶を開けて混ぜて、これも冷蔵庫へ・・。直前に冷蔵庫から出せばOKです。

*ホタテと野菜のブイヨン仕立て
・・・これは悩みました、結局、眺めていたレシピと内容が違って出来上がりました・・・
アスパラやオクラを茹でて、それから、以前から冷蔵庫にある小田原産レモンのワインでホタテに火を通して、野菜と一緒にオイルに漬けて、一晩冷蔵庫でお休み・・。
アスパラの緑やパプリカの赤が・・少し心配でしたが・・。
ブイヨンにゼライスパウダーを・・、時々冷蔵庫を開けて固まりかけた表面を混ぜて・・。
ホタテと野菜を当日お皿に盛り付けて、その上にブイヨンのジュレを・・・。

*キッシュは、パイ生地を使わない簡単な方で作りました。
当日焼いた方がいいのか迷いましたが、前日にオーブンへ・・・。
当日は温めずにそのまま出してしまったけど、よかったかしら?

*カタプラーナ・・・これは、先日原宿のポルトガル料理店で食べた海鮮鍋です。
カタプラーナは、ポルトガルの圧力鍋の名前だそうです。代用の鍋で、あさりといかとえびをホールトマト2缶で煮立てました。
実は、これはかに味噌えび味噌を入れて、塩コショウなしでトマトで煮るのが本当らしいのですが、今回は味噌がなかったので、塩コショウを入れて味を整えました。
スープが残ったらそれで雑炊をするのですが、気がついた時は、すでにスープが煮詰まっていました。次回は、雑炊までたどり着きたいと思います。

*牛肉のビール煮・・・肉料理は、先月の来客時にハンガリー料理のグーラッシュを作ったので、今回はビールで煮込むことにしました。
ビール煮は、やっぱりベルギービールでと思ったのですが、青山紀伊国屋にお目当てのビールが無くて(新店舗になってから店が狭くなった為か品揃えが少なくなりました!)ギネスビールに蜂蜜で苦味を調整して、すね肉100g280円を2kg煮込みました。(土曜日は特売日なので特に安い!)牛肉の煮込みは、手が掛からなくて時間さえかければ軟らかくボリュームのある美味しい料理が出来上がるので好きです。

*鯛の塩釜・・・塩釜料理も簡単で豪華な演出が出来る料理です。お肉でやる時もありますが、この頃は、地元の魚でお腹に庭のローズマリーを詰めてオリーブオイルを全体にたっぷり塗りつけて、塩で包んで焼きあげます。土曜日の魚屋さんには、地元の丁度良い魚が無くて、買って来たのは富山氷見港の鯛でした・・。お肉より魚の方が、火の通りが早いし失敗が少ないようです。

*蒸しプリン・・・型に塗るオイルが少なくて、型から外れなくてちょっとくしゃくしゃになりました。最後にご愛嬌!ラム酒に漬けたレーズンを入れて牛乳と卵で蒸し上げました。

全体的に前日の準備と当日の1時間半程度で、料理の仕度は間に合いました。
お客様方も、料理にワインに話が盛り上がり楽しんでいただけて、時間があっと言うまに過ぎました。

最後に一番人気は、そうそう、Tさんが持って来てくださったそら豆でした。直前に収穫して茹でたてだったんですもの!最高に美味しい初夏の味でした!

料理の写真が一枚もないなんて信じられない・・・。