大河「龍馬伝」・・完・・・2010/12/03 17:18

大河最大の山場での「愛媛県知事選 当選確実」の速報テロップで、ヒンシュクを
買ったN●K大河ドラマ「龍馬伝」が完結。

本当によくよく見てみると、わざと流したのかと思いたくなるタイミングで画面に文字が!福山龍馬の最後の見せ場を台無しにた行為でしたね。
私的には、ながら視聴していたので、そんなに腹は立ちませんでしたが。
それよりも、その前の場面で、中岡慎太郎と市中見回り中の近藤勇との遭遇の方が
許せない。。。。。何でそうなるの??
どうでもいいけど、話がちょっとばかりじゃなくてかなりズレタ所がありましたね。
あの汚い弥太郎じゃ、三菱関係者も開いた口が塞がらなかったんじゃないかと、心配しております。龍馬と弥太郎の接点は、あんなに無かったとか・・・。
前年に比べてかなりお金をかけた作品だったことは間違えないようですが、昨年の「天地人」に視聴率で負けたようです。
以前より大河の幕末物は高視聴率がとれないと言われているけど、投資効率が悪い結果になったと言う事です。

我がブロブにもかなり、あの独特な映像の暗さについて、
「龍馬伝 画面が暗い」「龍馬伝 照明」などのフレーズでアクセスがありました。
http://kazahana.asablo.jp/blog/2010/05/25/5112791
ブログレッシブカメラでの撮影の良し悪しは、はっきり断定は出来ませんが、
茶の間で大画面で視聴している人は限られるので、ピンぼけの様な画面は、
階調調整が上手く行っていない古いテレビを見ている様な感じで、イライラ感があったのではないでしょうか。来年の大河は、内容的にも女性主人公で安土桃山の華やかな時代背景なので、今年の様な映像ではないと思いますが。
もちろん、ブログレッシブカメラでの撮影との情報もないので・・・。

「龍馬伝 脚本」というフレーズでのアクセスもかなりありました。
幕末物が高視聴率がとれないのは、時代背景が数年の短い時間に目まぐるしく情勢が変化して時々内容が端折られて理解し難い事が一因だとは思うのですが、さらに、幕府か薩長どちら側の立場に立つかで、それぞれ見方が大きく違ってくるので、受け入れ難い脚本が出来上がるからでしょうね。

ところで、なんか最後の「○○○○」は「みんな」の言葉に、今の民×党政権が浮かんでしまいました。
みんなで仲良く、上も下もなく・・。世の中はそんなきれい事では成り行かない!
薩摩にも長州にもそれぞれの思惑ってもんが在るわけだし・・・。
それに朝廷の内部にだって、それぞれの立場が在るわけだから。
ただ龍馬は内乱は避けたかった事は、彼の行動から間違いない事実ですけどね。

「龍馬伝」の口直しに、磯田道史氏の「龍馬史」を読んでみるのもいいかも・・。
龍馬は、暗殺される直前まで幕府高官と面会を重ねて松平容保とも面談していたので、本人は殺される事はないと話していたとか・・、福井藩士中根雪江の「丁卯日記」に
書かれているそうです。
この本を読むと、当時の政情がわかって大河のストーリーを補ってくれるかもしれませんよ。磯田氏の本は、やさしい読みやすい本だと思います。
と言う私もアマゾンに注文中で、これからなのですが・・。
この一年かなり幕末の内幕を読みあさった様な気がしていまが、まだまだかな・・・。