高校 日本史必修にあらず!2010/07/30 21:59

本日の読売新聞社会面、 「学力考・・生徒3割 日本史素通り」に、
「目が点」 ∑(゚ω゚ノ)ノ 驚愕の・・ !。。。

今日の高校の学習指導要領では、「地理歴史」教科は、原則2科目必修で、
必ずとる世界史に加えて、日本史か地理のどちらかを選択すればいい。
この事実を始めて知った!
世界史は必修で日本史は選択???
うそでしょう~~ (´-ω-`)本当かよ!
何で世界史が必修で、自分の生まれて住んで居る場所の事(歴史)は選択で、
選択しなかった生徒は、その後何かの拍子に日本の歩んで来た道を知りたくなって勉強しなければ、ず~と知らないままでオ・ワ・リなの。

それでいいの???

世界史必修は、文部科学省の役人の考えそうな浅はかな選択に思えてくる。
小野妹子、大化改新、遣唐使、藤原道長・頼道、元寇、・・・・・・なんか勉強するより、大雑把に世界史を知っていた方が、社会に出て役立ち世界に通用するだろうなんて考えたんじゃないの。
どうせ、日本史の授業は急いでも一年で江戸中期程度までで、幕末近現代は受験用で補修授業なんだから。それなら、世界史を必須科目にして、広く世界に目を向けさせた方が得策だなんて考えた。
文部科学省は、日本史の履修状況の数値を持っておらず、教科書の需要数から推計して、生徒の3割前後が日本史を履修していないと記事は書いている。

どんなことがあっても高校で日本史を学ぶべきだと思う!!

1年の限られた時間では、原始、古代、中世、近世、近代、現代の政治文化のすべてを知ることは難しいので、そこは、政治や文化の通史であってもいいように思う。文化史を学べば、おのずとその背景を知ることになるのだから。
また、日本史を学ぶことによって、世界史が理解出来る。
特に、アジアを知るためには、中国、韓国の関係は、日本史を学ばずどうやって判断することができるのだろうか。
それぞれの国が、自分の国の歴史を知って、そこから道を探すことが重要だと思う。自分のルーツを学ばなくして、他人のことはとやかく言えないでしょう。
歴史を学ぶという事は、ルーツを学びそれを生かして行くことなのです。

記事には、文科省が日本史を必修化しないならばと、自治体独自で動き出したところもあり、特に近現代史を中心にした内容が目立つとある。

65年前の8月に何があったのか?
それは何故起きてしまったのか?
せめてそこだけは素通りせずに、知って欲しいと思います。
そして、自分の国を大切に思って欲しいと思います。
自分を愛せない人は、他人も愛することが出来ないように、
自国を愛せない人は、他国を思いやることは出来ないでしょう。

でもそんな難しいことより、
「日本史て面白いですよ! 一度はまると抜けられなくなります。
昨今の歴女の方々をごらんあれ。時代は何処でもOK。 楽しいです~よ。」












コメント

_ ami ― 2010/07/31 08:36

雪之華さん、おはようございます。
そうなんです、日本史は必修じゃない…もうずいぶん昔からです。
実は私も高校で日本史を学んでいないのです。
中学生のときは日本史が好きだったのに、高校で理系を選択したら、日本史は授業の中に入っていませんでした…文系のクラスではもちろん必修でしたが。
これって、私もおかしいと思います。
数学や化学、物理よりも、日本史は重要だったのだと、大人になってから痛感することが多いです。
やはり、先ずは、自国の文化、歴史、言語を、理解し、大事にすることが、国際社会の一員として他国を理解するためにも必要ではないかと思います。

_ 雪之華 ― 2010/07/31 21:21

そうなんですか・・。
amiさんの高校時代すでに日本史が必修じゃなかった。
私の年がばれそうですね・・・。
高校生は、自国の歴史を当然勉強しているものと思っていました。

日本が戦争した国を知らない若者がいるのも納得しました。
近隣の国が何を言っているのか、理解出来ないのも当たり前ですね。

_ イマダトド ― 2010/08/01 05:00

高校時代、国立大学受験コースは9科目ありました。社会科は地理、歴史、政経の選択だった気がします。(半世紀前の事)いずれも世界&日本でした、というより世界と日本の区別がなかったので、必然的に両方勉強したわけです。9科目あったから結構ハードでしたよね。今はもっと少ないらしいがクイズレベルの難問が出るとか。それだから新聞ネタになる様な方々は(議員も含め)一般常識が欠けるはずですよね。尤も一般常識が変化しているのかも知れません。相対的考察でいえば、です。ですから世界史とか日本史とかいうのではなくて、昔みたいに社会科:歴史、地理、政治、経済。 国語:日本語、外国語・・・(注)英語は別枠の必須。 数学:代数、幾何学。 理科:物理、化学、医学。等々。でも受験の為とはいえ、各科目ともすべてリンクしているからそれなりの知識は必要でしょう。恥ずかしながらトドの現在使用している知識は中学~高校低学年(受験前)です。それに多少興味ある部門をもう少し学んだ程度です。大学は西洋経済史(通称マル経と言われるマルクス系の分派)ですが、アダムスミス、ケインズやドラッカー、その他色々な学者の説も対比として読みました。残念ながら今は名前しか(それも僅か)覚えていません。これは小生にとっての常識外の知識だからかも。潜在的には何らかの役に立っているのでしょうが日常生活には出てきませんね。キリスト教式VS和式冠婚葬祭(多いんだ、これが)では諸式異なるけれど西洋史と日本史には出てきません。てな按配か。(低次元の比較ですが)
結論:言いたいのは日本も世界の中の一員、日本を知るには世界も知らないと井の中の蛙、戦前の日本では大東亜戦争・鬼畜米英ですが、教科書では日本的には太平洋戦争、通常世界史では第二次世界大戦と言う感覚、小生個人的には第二次世界大戦ですね。昭和天皇、今上陛下は「先の大戦」と言っています。見方(思考、思想、理想、主観、客観=重複あり)が変わると○○も変わります。山も360度方向、上下位置、上空から見るとまったく異なります。事実と真実もしかり。
こんなことを思うと人間の知る(知ったつもりの事も?)ことなんて生きることに対して不便なものですね。戦争の元ですもの。
半世紀以上前のレポート見たいになってしまいました。何となく、誰にとはなく「済みません」と言いたくなりました。

_ 雪之華 ― 2010/08/01 21:41

トド様 半世紀前の思い出ですね。

何はともあれ 自分を知って他人を理解出来る!!
日本の歴史を理解(履修)して、世界を語って欲しいものです。
国会に座っている方々は、日本の歴史を履修している人は何割でしょうね。
自国の歴史を知らないから、まともな外交も出来ないんですね。
納得!!

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