今晩は雪が積もるの?2010/02/01 22:10

如月の月初め、冷たい雨が霙になり、そのうち雪になって、
窓を開けて見ると庭の土の上が少しだけ白くなっています。
でもまた雨になったようで・・・。
明日の朝は、どんな景色に変わっているのでしょう?

今朝の天気予報士の彼は、雪が積もるかどうかは「降ってみなくては解りませんが・・。」と言っていました。
この頃は、天気予報もこんな言い方で逃げるんですね。
予報は確率の問題だから、外れも有ですが。
気象庁は、今年から桜の開花予想もしないとか・・・。
民間の予報にお任せするそうです。梅雨明け宣言も中止しましたね。

東京では少しでも雪が積もると、朝の通勤が大変なんです。
必ず「転んで怪我!」のニュースが報道されて、雪のある地方の人には
「信じられない!」と言われてしまいます。

これから深夜は、都心は郊外より気温が高いから、雨で終わるかもしれませんね。

雪・・点描2010/02/02 17:39

今朝の外の景色は・・?
「雪、降った?積もったの?」とブランドをオープン。
窓の外は申し訳ない程度に白くなっていました。
でも、TVの交通情報は・・雪による不通個所ありとか。
レンボーブリッジも昼近くまで通行止めでした。
少し降った雪で騒いだら、雪国の人に笑われますね。
それほどに東京の雪は、色々な話題を提供してくれる出来事なんです。大した混乱がなくて良かったですね。
雪帽子
書斎の窓先で雪帽子をかぶるクマの置物と隣のアオギリのごつごつした木にも雪が残っていました。

さっき原宿駅前のポストへ行ったら・・・
原宿の雪だるま
誰が作ったのでしょうか・・、夕方になっても解けずに駅前の歩道で人待ち顔で立っていました。
待ち合わせでしょうか?
早く来ないと解けちゃうよ~。


節分は年取り・・2010/02/03 22:20

鰯の頭と柊の魔よけ
今晩は節分の豆まきで「年取り」の夜です。
「年取り」「年越し」は12月31日で、ひと月前に過ぎたじゃなと思われるでしょう。

実は、古来からの年中行事では今晩が「年越し」」なのです。
古来の行事や風習は旧暦に基づくものなので、立春をもって新年の始まりとする
旧暦では立春の前日の節分が「年越し」となるのです。

節分とは、立春・立夏・立秋・立冬の各季節の始まりの前日をさすのですが、
江戸時代以降は立春の前日をさすようになったそうです。

江戸時代末期の絵入年中行事記「東都歳時記」に・・
「今夜尊卑の家にて煎り豆をうち、ヒイラギ、鰯の頭を戸外に挿す。
豆まく男を年男という、・・・、今夜煎り豆を己が年の数に一つ多く数えて是を服す、
世俗今夜を年越しという」・・

我家でも、昔から今晩を「年取り」と呼んで、鬼門の方角の屋根瓦や玄関に
鰯の頭とヒイラギ枝を挿して、うち中の窓を開けて「鬼は外、福は内」と
大きな声で豆まきをして歩きました。
屋根瓦が無くなった今では、鰯の頭とヒイラギ枝を挿す場所は、
玄関の入口だけですが・・・。

臭い鰯の頭とヒイラギで鬼の進入を防ぐのだと子供の頃、祖母に聞かされました。
瓦の先に挟む為に屋根に上った思い出も・・。

先程、1年間魔よけに付けておいた鰯の頭とヒイラギを新しいものに
取り替えました。

今晩はどこの家からからも「鬼は外、福は内」の大声は聞こえてきません。
ただ、関取がどこかの寺で豆をまくのが節分ではなんのですが・・。
日本の季節を大切にする心が失われているようで寂しい限りです。

伝統風習を伝承することは、自分達のルーツを大切にして愛おしんで行くことに
他ならないと痛感する夜です。

商業ベースに乗せられた「恵方巻き」を食べる日でもないのです。
何故、節分に恵方の方向に向いてこれを食べるのか・・。
食べる方は、考えながら食べて下さい。

当て逃げされました・・2010/02/04 13:46

今朝は血圧がうなぎ登りに上がってしまいました。

通勤途中での出来事。
一方通行の出口の信号で左折しようとしましたが、先の信号が赤の為に交差点の途中で前の車の後部へ停止しました。
そこへ私の後方のワゴン車が、右折ラインに進入しようとして無理矢理大回りして左折して来ました。
その時に、ワゴン車は車体左側で私の車の前方右側のバンバーを擦って行きました。
信号が変わりワゴン車は停車する様子もないので、クラクションを鳴らして停止を求めましが、無視して走り続けたので、先の信号で停まった時に、ワゴン車の横に車を寄せて、窓を開けて停止を求めましたが、外まで聞こえる様にラジオの音量を上げて知らん顔をしました。

そこで、当て逃げをされた場所の目と鼻の先に交番があるので、其処に戻って交番に届けたのです。・・・朝から、厄介な・・・

状況と車に書かれた店の名前と車輌ナンバーを伝えました。
実はこのワゴン車は名入れだったのです。
・・・菓子司 日本橋○○町 ▲月堂・・・

この店のおすすめお菓子は素朴な味わいの「お縫いさん」だそうです。
素朴な味わで美味しいお菓子を扱う店の人にしては、「当て逃げ」は無いんじゃないですか。

バンバーの傷は大した事がなったから、ただ一言「すいませんでした。」と言えば済んだのに・・。保険屋の煩わしさもゴメンだし・・。

先程、警察から電話がありました。
「本人がココに出頭して来ました。気付かなかったと言っていますが、ワゴン車の傷も確認しました。本人は謝っています。」と。

本人も電話に出て謝ったので・・、これにて、一件落着です。

擦られた時に大した事はないと思ったのですが、逃げ徳だけは許せなかったので・・・。

呉々も、カッカしながら運転すると危ないので注意しましょう!

湯島の白梅2010/02/05 23:16

湯島天神
今晩は湯島の創業100余年の天ぷら屋さんで新年会・・。
「天庄」の天ぷらは、油があっさりしていて美味しかったですよ。
大根おろしがたっぷりと出て、おろしと塩で食べる天ぷらに意味不明な話題(二人が?)で
盛り上がりました。
湯島天神の白梅
少し早めに千代田線で湯島まで・・、男坂ではなくて女坂をのぼり湯島天神へ・・。
すでに暗くなっていたので、暗闇の白梅です。
でも、もだ咲き始めでした。
来週から湯島の梅祭りだそうです。
姪たちの学業のお守りを買い求めて来ました。
湯島天神の白梅



「武士の家計簿」を読む・・2010/02/06 23:50

「武士の家計簿・・加賀藩御算用者の幕末維新・・」著者磯田道史(新潮新書)を読みました。
数年前にNHHの番組で採り上げた時に、触りだけを見ていて興味を持っていたのですが、先日、堺雅人・仲間由紀恵主演で映画化の記事を読んで、すぐにこの本を買いに行きました。 

この本は、加賀藩の御算用者猪山直之なる武士が残した家計の古文書をもとに書かれた、江戸時代末期から明治期の、猪山家の経済状況とそこから知れる当時の武士の生活が書かれた興味深い内容です。

まずこの本を手にしてページを開くと、著者がこの古文書を入手した時の驚きと喜びが「はしがき」の文章から想像できます。神田神保町の地下鉄の階段を駆け上がり、目的の古書店に急ぐ著者の姿が浮かんでくるようです。
著者は手に入れた古文章を「解剖」すると書いていますが、解剖医の如く1枚1枚丁寧に扱い解読して、そこから江戸時代の武士の姿を解読してくれたのです。

この古文書は1842(天保13)年~1879(明治12)までの加賀藩御算用者猪山家の記録で、年収の二倍の借金をどの様な「不退転の決意」で処理したかを詳細に記録していたのです。
映画では、この記録を残した直之を堺雅人さんが演じ、その妻を仲間由紀絵さんが演じて、家族一丸となって借金を返済して家を守り存続させて行く家族の姿が見られるのでしょう。

「身分利益」=「身分収入」-「身分費用」
「武士身分として格式を保つために支出を強いられる費用」=「身分費用」
「その身分であることにより得られる収入や利益」=「身分利益」
江戸時代の武士は、体面を保つ為に「身分費用」のなかで「祝儀交際費の支出」が大きく占め、このために借財が嵩み、一方で、収入は米価変動と貨幣経済の発展で減収、この狭間で家計は困窮状態となったのです。
娘の祝い膳は絵に描いた鯛ですませ、嫡子の祝い膳は親類縁者大勢に尾頭付きの鯛を振舞う。
当時の武士の生活が目に見えて興味の尽きない内容です。
この続きはまた書きたいと思います。

庭の紅梅・・2010/02/07 23:36

東京の庭の紅梅が咲きました。
紅梅
毎年梅の実を採る白梅の木はまだ硬い蕾の状態ですが、紅梅の方が早く咲きました。
紅梅
鶯が来ていたのですが、この頃は姿を見せません。
その代わりに姿の大きな鳥(ひよどり?)が来て、庭木の葉をツツイテ傷めて行きます。
時々野良も、用足しをして・・・、庭を横切って行きます。


何処が痛いの?2010/02/09 21:24

検査結果
エーデルの具合が良くありません。

足が痛くて動けないのかと思って慌てて病院へ連れて行ったのが、1月25日でした。
それから、元気が無くて寝ている時間がいつもより長く、時々震えている事があったり・・。そして、ついに立ち上がるのも辛くなり、あのエーデルが食欲がなくなりました。口のところまで持っていかないと食べないし、大好きな「りんご」にも反応しないし・・。
食事を与えるとその後、痛いのか震えています。
夜中も苦しそうな呼吸で、自分で体を動かす事も出来ずにじーっと痛いのに我慢しているようです。見ていても辛そうです。

今日まで数回の血液検査やエコー検査を繰り返し、鎮痛剤や抗生物質そして肝臓の薬を与え、点滴をしたりしましたが、なかなか改善しません。白血球値は正常値上限の倍近くになってしまいました。

検査の結果、白血球値(WBC)が異常に高く、どこかで炎症を起こしているか・・・。
初めは、肝機能の数値などから、ミニチュアシュナウザーに多く見られる遺伝的な脂肪代謝異常で膵炎ではないかとの診断でしたが、再検査の結果、膵炎ではなかった様です。

エコー検査で、胆嚢の中の胆汁がタール状になって溜まってしまい、流れていない様だと解りまた。(胆泥症)
このままにしておくと、胆汁が胆嚢内で粘性を増して固まってしまい、胆嚢が腫れて破裂することがあるそうです。

これ以上の検査は、CT検査が必要なために大学病院へ行く事になりました。
外科的処置が必要になる可能性が出てきました。

金曜日に、府中の東京農工大の動物医療センターに行ってきます。
今晩は、いつもの動物病院にお泊りさせました。

新書その他3冊・・2010/02/10 22:14

新書3冊
この頃は、書店へ足を運んで読みたい本を購入する事が少なくなった。
新聞やテレビなどの書評や、読んでいる本の参考文献などなどから読みたいと思ったら、アマゾンで注文してネットバンクで振り込むと、本が手元に届くので、とっても重宝している。
さらに、「この本を購入した方はこんな本を・・・」の誘い文句で、カイモノカゴに入れてしまったり・・。
送料無料サービス期間中などは、1000円未満の雑誌まで注文。
母などは、「この箱がよく届くけど中身は何・・?」と言います。

でも先日は、「武士の家計簿」を買いに書店へ・・・。
久し振りに新書コーナーの棚を眺めて、新書の種類の増えているのに驚きました。
岩波新書などは老舗中の老舗ですね。
目的の「武士に家計簿」は新潮文庫でした。

目的の本を手にしながら、他の新書を眺めてその他に3冊の新書の内容に興味が湧いたので買ってしまいました。

① 「江戸城を歩く」 黒田 涼著 祥伝社新書
朝日マリオン・コムで超人気のブログ「江戸城を歩こう」に加筆した江戸城の史跡を散策するガイドブックです。
12コースが古地図と現在の地図を比較して写真で紹介されています。
普段知らずに歩いている所が、こんな場所だったのだと知る楽しみがあります。
江戸の町の古地図を眺めるのも好きです。
池波正太郎の「江戸古地図散歩」(平凡社)と併せて楽しみたいと思います。

②「日本の合戦を地図から読む方法」 中村達彦著 KAWADE夢新書
日本の歴史における合戦を、兵力・陣形・地形・天候などから分析して図解解説した内容です。 
前九年の役から西南戦争までの31の戦が解説されています。
小説の中でも図解解説さている時もありますが、こんな形でまとまめられている本も便利です。

③「高校生が感動した《論語》」 佐久協(やすし)著  祥伝社新書 
この本は「論語」翻訳書です。
実は、著者の名前が飛び込んで来て手に取った本です。
佐久協氏は、慶応高校で35年間教鞭をとられ、生徒の間ではとっても人気のある先生でした。佐久氏とは面識があり、とっも面白いユニークな御仁なので、生徒に人気があった事がうなずけます。
その佐久氏が、「肩の凝らない「論語」の翻訳書で、時間の無い方は翻訳部分だけをお読みいただきたい。それだけでも「論語」の精髄は十分に理解できるはずである。」と前書きに書かれているので、ページをめくってみようかなと思いまた。
「論語」孔子の言葉が佐久氏の解釈で、今でも生きた言葉として受け取る事ができるでしょう。
決して聖人君子ではない(ゴメンナサイ)あの佐久氏の生き方なら・・。

以上の3冊を本棚に並べて、気が向いたときに手にとってページをめくります。
こんな出合いは、書店へ足を運ばなくて・・・。

動物医療センター2010/02/12 22:30

今日、エーデルを連れて、国立の東京農工大府中キャンバスにある動物医療センターへ行ってきました。
調布インターを下りて、甲州街道の渋滞も無くナビの案内で、雪交じりの雨が降っていましたが、
積もる様な雪ではなかったので1時間も早く到着してしまいました。
国立府中方面は武蔵野の自然を残し、東京農工大のキャンバスにもその面影を残す風景があり、
動物医療センターは、キャンバスの南門近くの新しくなったばかりの建物でした。

待合室には、犬たちが静かに名前を呼ばれるのを待っていて、紹介状を出して受付を済ませ30分ほどで名前を呼ばれて診察室へ・・。

エーデルは昨日から、点滴の薬が効いているのか少し元気になっているので、診察室で研修医の先生と話している間に、うろうろと歩きまわり「ジャー・・」と・・・、してしまいました。
人間様が、○△大学病院へ行った折、研修医のお兄ちゃんに色々と問診されたいやな経験があるのですが、今日の若い研修医の先生は、とって親切に話して下さり感じがよかったです。

検査の結果は、獣医さんの見立て通り胆汁が胆嚢で固まっていて、胆管が塞がれたり胆嚢の周囲ももろくなっているので、胆嚢が破裂する危険もありうるとの事でした。
胆嚢・肝臓・膵臓は消化器系の臓器ではセットなので、肝臓も病理検査をした方が良いとの判断でした。
その結果、毎週水曜日が手術日なので、来週の水曜日に胆嚢を摘出することにしました。
お腹を切られるのは誰でもいやですけど、このままでは胆嚢が破裂する事もあるとなると、摘出する方がエーデルの為になると思い手術をすることにしました。再び火曜日に連れて行きます。
入院願い書き方
ところで、キャンバスの駐車場のおじさんが、「奥さん白菜と大根いらない?」と・・・。
漬物用に準備した白菜と大根が余ったので「よかったら持って行ってよ。」と、美味しそうな白菜と大根をくれました。帰りに獣医さんの所に寄って、おすそ分けしてきました。
暖かい白菜鍋にでもして食べましょうか・・。さすが、東京農工大です!