風花草紙

上信越道で妙義山を見ながら横川あたりを過ぎる頃から風花が舞いはじめ、中軽からは雪がちらついて峠道は雪道でした。
途中からは灰色の景色に浅間山は姿を隠していました。気温は－８℃でした。
予定では自宅を早朝にスタートするつもりでしたが、予定は未定と言う事で、自宅を出たのが午前１０時近かったのですが、下りの車が多かったわりには順調に軽井沢まで２時間足らずでした。
その後は、年末からの積雪で例年のお正月よりは道の雪が多く、除雪作業車を追い抜きながら、慎重に１時間かけて三原から万座温泉へ登って来ました。
スノータイヤでの雪道の運転は、スピードを押さえて急ハンドルを切らなければ、クワトロなので安定して走行できます。

毎年正月の３日に万座へ出掛けて来ます。
そこで、年末から今日までここでお正月をすごしていた叔母とその家族総勢１２人と新年の挨拶を交わして、叔母達は入れ違いに東京へ戻って行きます。
今年は、年末前までは雪が少なくスキー場でも心配して居た様ですが、年末からずっと冬型で小さな子供達は、思いようにスキーが楽しめなかった様でかわいそうでした。
小さな子供たちは、天気の良い時に気持ち良くスキーを楽しませなくては、今後スキーが嫌いになってしまいますから・・。

さて叔母達を送り出した後に、一時間程初滑りをしましたが、
気温が低くとっても寒かった！
でも、今シーズンの滑り始めとしては十分としておきます。
今晩も外は強い風が吹いているようですので、明日の天気が気になります。

スキーからあがって来て冷えた体を、万座の露天風呂で十分に温め
フットケアマッサージをして・・。
私にとっては、これが万座温泉でのスキーの楽しみ方です。

深夜は強い風で外は荒れた天気でしたが、朝になったらまぶしい青空の広がる晴天になりました。
午後からは雲が出てくる予報ですから、午前中からゲレンデへ・・。（と言っても１１時になっちゃいましたが・・）
昨日の夕方の初滑りとは違い、丁寧に整備されたゲレンデは気持ちよく滑り出せました。
この時期にまあまあの積雪があるのは、何年振りじゃないでしょうか。１ｍの積雪と表示されています。例年は、プリンスゲレンデのリフト下は土が出ている箇所もあるのですが、今年は雪で覆われているので・・。でもまだまだ降って欲しいですね。地球温暖化で暖冬の冬が続くと、そのうちにスキーが出来なくなるんでしょうかね。

スキーシーズンの始まりは、毎年万座温泉から滑り始めます。
ここのゲレンデからスタートする理由は、コースもそんなに長くないので一日中滑るには「こんど何処滑る？」状態になってしまうのですが、混んでいないし（今は何処のスキー場も混んでいないけど・・）、スキーロッカーから出てすぐに滑り下りられるし、でも・・、疲れたあとの温泉が一番ですが。
シーズン中は一生懸命滑って、仕事を乗りきる一年の体力（？）を付ける訳です。急な所や大きなこぶを滑り下りて、今年の困難に立ち向かう気持を養うのです。←これは毎週ゲレンデへ出かける為の言い訳です。この間はガーデンの花たちも冬眠しています。（勝手なこと言って・・今頃水仙が満開でしょう）