12月8日・・・2009/12/08 20:12

夜の紅葉
68年前(1941年)の今日、日本はアメリカと戦争を始めた日なんですよね。
ハワイオアフ島真珠湾のアメリカ海軍太平洋艦隊基地に奇襲攻撃を仕掛けて、太平洋戦争が開戦した日だと思い出した人はどれくらい居るんでしょうか・・。

私も、昨晩特集番組を見ていて、「あ、明日12月8日だ・・。トラ・トラ・トラ
真珠湾だ・・。」と思い出したしだいですが。
以前、TVで日本がアメリカと戦争をした事実を知らない日本の若者が大勢居る事を知り愕然となりました。
そんな人達は、今、鳩山政権下で問題となっている沖縄の基地についても、「何故沖縄に米軍基地が存在するのか?」その理由すら知らないのでしょうね。
広島や長崎に、何処の誰が如何して原爆を投下したと思っているのでしょうか?
原爆の悲惨な事実すら知らないのかも知れない・・。

もっと自分の国の歴史について知ろうとする努力をしなくてはいけないのではないでしょうか。
それが、古代や中世であれ、今歴女と言われる若い女性が憧れる戦国の美形武将や幕末の薩長の若者であれ、何処からでもいいから、日本の歩んで来た過去に興味を持って、そして、それが今に繋がっている事実を掴んで欲しい。
今ちょうど「坂の上の雲」が話題になっているのでいいチャンスかもしれない・・・。
あの内容に興味を持てたら、日本が明治の黎明期秋山兄弟を代表として、いかに列強と肩を並べる国力を持ち、大国ロシアとの日露戦争で勝利し、その勝利によって世界における日本の立場がどのように変化し、大陸進出へそして太平洋戦争へと歩んでしまったかを知って欲しいと思う。

半藤一利氏が「先の大戦は物語ではない。事実を語って行かなくてはいけない。」と
言われたが、まだ、物語として語るには時間が浅すぎるのです。

私も、もっと「その時」を知る努力を繰り返したいと思い返した日でした。

コメント

_ 藤山童渓 ― 2009/12/09 06:11

第二次世界大戦、勃発は日本の真珠湾攻撃(宣戦布告時間の前だったとか)。アメリカを攻撃して結果列強(古語)を相手に蟷螂の斧、井の中の蛙的戦い、次郎長は負ける喧嘩はしなかった。東条でなく次郎長か大前田英五郎だったら日本も沖縄を取られなかったと思う。(沖縄は今でも人質のようなもの=童渓解釈・・ゼミ仲間の沖縄の友人談より)
坂の上の雲・・日露戦争は表向きの勝利、バルチック艦隊は強い!艦長の名前は忘れたけれどネルソンとよく対比して語ったものです。(学生時代、イギリス産業革命~)。ステッセルはロ軍陸軍で手まり唄にでてくるのがその頃、ロ陸軍も蒙古騎馬民族まがいの強さだったとか。それも撃破した日本軍も強かった。(還暦を越えると記憶力が富に減退、断片的にしか思い出せない)
意義申し立て・・・戦国武将は美男かどうかは?。魅力的(現代女性からみて?)は◎です。
それだけ草食男子が多いのか。それから言えば関羽や張飛もこれからはモテると思うので三国志等中国豪傑も人気になるはず。(当節は北方憲三、漫画は横山光輝)、梁山泊の水滸伝も絶品。九紋竜史進何てチョーカッコイイ。(今までの氏名は全て変換出来ず、バカワード)
半藤先生の其角俳句は裏読みが最高、昭和戦争記述を書いた方とは思えない。義理とは言え漱石の皮肉とユーモアを受け継いでいるのかも。機会があればご一読を。
ちなみに半藤先生の事を紹介(直接ではないが)してくれたのは幸田露伴の娘、幸田文先生の娘・青木玉先生の娘さんなおさんです。玉さんは猫派、でも随筆(底のない袋)の中にビーちゃんを書いて頂きました。サイン本を持っています。文先生には結構怒られました。子供のころは近所の恐いおばさんとしか思っていませんでした。我が家の斜め前(椋の大木の前)が蝸牛庵(向島が本物、現物は明治村のはず。ここは文先生が住んでいた)、道路を挟んで赤堀料理学校があります。赤堀全子先生には童渓母の通ったことがあった。
なおさんは犬派なので晩年のビーちゃんを可愛がってくれました。ずーとドイツに行っていて昨年結婚して玉先生の家にいます。玉先生は蝸牛庵を改築して移転。とは言っても30m位しか離れていません。猫が両家を行ったり来たり?野良も一緒に行ったり来たり。
玉先生もなおさんも気さくな方で結構近所の人と話します。(とても控え目)
なんでこんな話になったのか、今度はもみじ(ぢ)の新芽がみたいものです。ついでながら蝸牛庵玄関に良い紅葉があります。今が見ごろとなりました。(今日はおしまい)

_ 雪之華 ― 2009/12/10 14:20

童渓じじさま ご近所付き合いが広い~~

ご近所での立ち話もいいものですよね。
我が家の方は近頃新しい人が多くて・・・、すれ違いの挨拶程度・・
今度、お邪魔した時に、紅葉を教えて下さい。
それとご近所散策もしたいな・・・。

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