善峰寺から勝持寺へ~2016/12/01 22:16

光明寺の次は西国三十三か所観音霊場第20番の札所で良峰の山腹にある善峰寺へタクシーで向かいました。
山門は良峰山の中腹にあるので、そこまでタクシーで上って、拝観する間
待っていてもらいました。
江戸中期に建立された立派な山門をくぐり、観音堂をお参りして
観音堂から眺める山肌は、落ち着いた秋の彩の風景でした。
鐘楼堂の場所からは、紅葉した枝越しに京都市街が見渡せます
こちらの鐘は、徳川五代将軍綱吉の厄年に、生母桂昌院が寄進したもので
「厄除けの鐘」と伝えられているそうです。
SAYAも私も厄除けに「ゴ~~ン~~」と鳴らして来ました。
大晦日にNHKの「行く年来る年」で毎年聞いている鐘の音でした。
今年は、善峰寺の除夜の鐘をどんな気持ちで聞くのでしょう。。。
こちらは樹齢600年以上の天然記念物の五洋松。。。
高さが2m足らずで横枝が北に約11m西に約26mと枝を伸ばしている
「遊龍の松」、龍が遊んでいる様な姿は、人口的に形を作られた日本一の
松だそうです
観音堂の屋根と鮮やかな紅が印象的な風景でした。

善峰寺の次は、西行が庵を結び花の寺と呼ばれている勝持寺へ~
学生時代一人で京都の寺社拝観をしていた頃に、桜の季節に訪れた事があります。
その時、桜が綺麗で印象に残ったので、その後、祖父母が京都に出かけた時に、「必ず行って来て!」と勧めた想い出があります。
決して広くはない境内には、西行桜を始め多くの桜が植えられていて
春は満開の桜を、そして秋はもみじの紅葉が美しい古寺です。

ジュネちゃんも紅葉を愛でていました~~(^▽^)/

勝持寺まで足を延ばすと紅葉を楽しんでいる人もそんなに多くなく、
ゆっくりと秋を楽しみながら写真を撮る事もできました。

時間も午後3時半を過ぎたので、お昼を食べたいなかったので、
そろそろお茶をしたくなりました。大原野神社でしばし休憩~~ つづく