今年も 陶画舎展・・・2013/03/06 23:22

今年も今日から陶画舎展が始まりました。
今回から、昨年までとは内容がちょっと違って、生徒全員が作品を出展するのではなく、大賞展応募作品として希望者のみの出展となりました。

大賞展応募などと言う大それた事は考えてはいませんが、年に一度は何かオリジナルの作品を制作してみたいとの思いから、今年も四苦八苦しながら作品を出展。。。
第18回陶画舎展

今年はどんな絵柄にしよう・・・。
和陶の絵付けの技法を習っているだから、なるべその応用でと考えつつ悩んだ末に、七宝と花菱の組み合わせ柄を描いてみました。
ただ、絵柄が和風と云うだけで、白磁に上絵付けで描く事にしました。
同じ柄を同じように揃えて描く小紋柄は、あまり緻密な筆使いが出来ない私には、苦手な柄なのに、それを題材にしてしまいました。
でも、小紋柄といっても、かなり大柄ですけど・・・。
そして図案は、仕事のCADソフトを使って作ってしまいました。
例年は、前年の秋頃からかなりゆっくりと時間を使って制作していたのですが、
今回は1月になってからの制作で、時間が少なかったので、24cmの丸皿2枚に
それぞれ単色で描いて白磁の部分を残す構想でした。
ところが、ダークグリーンのお皿が、2回目の焼成から戻って来たら、何故か一部色が散ってしまっていました。焼成の時の炉に原因があったのでは・・・と。。。
そこで、急遽、構想を変更して、染付けブルーのお皿は白磁部分に銀箔を散らし、
ダークグリーンのお皿は、全体に薄く色を付けて金箔を散らす事にしました。

焼成上がりを良く見ると、やっぱり少々雑な出来上がりになってしまったような・・・。
今までの西洋絵柄でお花を描くのとは違って、誤魔化しが効かない図柄だと痛感。
そして、何故か小皿を4枚追加して計6枚の作品を制作出展。。。

本日、参加作品を拝見して、構図・技法・色使いと色々と勉強をさせていただき、
どの作品も、描かれた方の想いが伝わってくる素晴らしいものばかりでした。
これからも、楽しみながらひとつひとつ丁寧に描いて行きたいと思いました。。。