あれから一年・・・ ― 2011/10/10 20:03
今日の空と海は秋晴れの青さはないけど、去年の今日と同じ様に良いお天気です。
陽を浴びながら動き回ると少し暑く感じてきます。
去年のあの日から一年の時が過ぎました。
そして、今年の10月10日は、私の近くで子犬のソフィがぬいぐるみと一緒に気持ち良さそうにお昼寝中です。
陽を浴びながら動き回ると少し暑く感じてきます。
去年のあの日から一年の時が過ぎました。
そして、今年の10月10日は、私の近くで子犬のソフィがぬいぐるみと一緒に気持ち良さそうにお昼寝中です。
去年の一月末に彼女に変化が生じ、胆嚢摘出の術後に寒さに風邪をひいてしまい回復が思わしくなく、感染症を併発したのか連日の点滴と注射でも白血球数値が下らず、辛い毎日を過ごしていた。
それでも、昨年の猛暑の夏をなんとか乗り越えて、涼しい秋を迎えた9月には、ガーデンのテラスで元気な顔を見せてくれた。それなに、彼女との別れは突然やって来た。
彼女との最後の数日は、いまでも鮮明に覚えている。。。
木曜日の夕方は、彼女とふたりで車で中央線武蔵境駅近くのランフリーへ、なんとか彼女に食べてもらいたくて手作り無添加のドックフードをオーダーに出かけた。
結局彼女専用のレシピが送信されてきたのは月曜日だった。
金曜日午前中は、いつもの様に彼女の針治療の往診を受けた。この日は元気がなくてぽーっと
立ち尽くしていた姿を思い出す。午後からは、週末の海のガーデンへ少し早めに自宅を出発した。
途中、平塚のパーキングでちょっと休憩をとり、この時も車から降ろしても一歩も歩かなかった・・。
ここで、シュナ2頭を車に乗せて癌で東海大学へ入院しているご主人を毎日お見舞いに通っていると言う女性と言葉を交わしてたことを覚えている。
土曜日は、前の晩に飲んだ解熱剤が効いたのか、朝食を少しだけど食べてくれた。
ここ数ヶ月、こんな様子の繰り返しだったので、食べてくれたことにすこし安堵して、彼女をひとり留守番させて、東京へ出かけるQさんを駅まで送って買い物をして戻って来たら、食べたものを戻していたので驚いた。
前日より、首を下げて水を飲むのが辛そうだったので、脱水症状ならないように水だけは飲んで欲しいと思って、100円ショップで植木鉢の台を買って来た。でも、あまり水も飲みたがらない。
そして、日曜日の朝、目覚めるとカーペットの上に戻していた。
食べ物もお水もそんなに飲んでいないのにととっても心配になったので、以前湯河原でお世話になったことがある病院へ行き、皮下点滴をしてもらった。
もどって来てソファの上で休んでいる彼女は、なんだか様子がいつもとちがっていた。
あの日は、とっても綺麗な目をしていた。
しばらく時間が過ぎて、彼女の様子が変なので大きな声で呼んでみたけど・・、反応がない。
慌ててもう一度病院へ。でも、日曜日の午後ですでに診療が終わっていた。
大声で先生を呼んでみたけどだめ。
私は、彼女を抱きしめていて、まだ温かく息をしているように思えてしかたがなかった。
他の病院へ急ぐけど、そこは午後の診療は3時から。ここでも大きな声で先生を呼んでみたが、
返事は返ってこない。
彼女を抱いたまま入口のベンチで、彼女の名前を何度も呼びながら時間を待つ。
秋の低い西日が射していたその時の風景は忘れられない。彼女に当たる西日を手で遮ったり・・、
「ごめんね、ごめんね」と繰り返しながら、陽があたり温かいままの彼女の体をさすっていた。
彼女をガーデンに咲いていた秋桜と紫のセージで飾った時、別れを現実の事と受け止めなくてはいけないと思ってとっても悲しかった。
時間が過ぎるのは早く、一年が過ぎてしまった。
また今年も貴方を飾った秋桜とセージが咲き乱れ、私はまたセージを摘んでいます。
風に揺れる秋桜を写しています。
でも今、側にいるのは貴方でははくて、子犬のソフィです。
貴方と過ごした大切な思い出は、いつまでも薄れることはありません。
貴方との出会いにとっても感謝しています。
そして、いつも名前を呼んでいます、「エーデル、おいで!」「エーデル、なにしてるの?」って・・。
だから、いつでも側にいてソフィを見守ってあげてくださいね。
また今年も貴方を飾った秋桜とセージが咲き乱れ、私はまたセージを摘んでいます。
風に揺れる秋桜を写しています。
でも今、側にいるのは貴方でははくて、子犬のソフィです。
貴方と過ごした大切な思い出は、いつまでも薄れることはありません。
貴方との出会いにとっても感謝しています。
そして、いつも名前を呼んでいます、「エーデル、おいで!」「エーデル、なにしてるの?」って・・。
だから、いつでも側にいてソフィを見守ってあげてくださいね。
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