これぞ、無駄使い・・・2011/02/01 17:28

毎年1月、世界の政治のリーダー、トップ経営者、研究所がスイスのリゾートに集まって重要課題を話し合う世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に、菅さんが出席したニュースに一言。。。

深夜にもかかわらずアジアカップ決勝の驚異的視聴率、そして喚起にわく勝利のお陰で、週末の菅さんの行動は知らない人も多いのでは・・・。

以前に時間がとれて可能なら「ダボス会議へ行きたい。」と言っていたのは、耳にしていましたが・・・。
国債の格下げについて「疎い」と答えた政治家が、参加する会議!!
「疎い」の意味は「・・・・・」と言い訳していたけど、まともに日本語も使えなくて機転の
利いた受け答えも出来ない政治家は、希な存在だとほとほと呆れていた時に、
国会を欠席しなければいいでしょとばかりに、政府専用機でダボスへ出かけた。

28日金曜日午後18:30頃、政府専用機で羽田発
日本時間 29日土曜日午前7時 スイスチューリヒ到着(現地時間28日午後)
                   空港に隣接する☆☆☆☆☆モーベンピックホテル泊 
現地時間29日午前 ダボス会議出席
        アナン前国連事務総長、緒方貞子国際協力機構理事長 有識者と会合                
        菅総理、特別講演
        昼食会        
        アメリカ人投資家ジュージ・ソロス氏と環境問題などをテーマに会談
        ダボス発
30日日曜日午後1:30頃、政府専用機で羽田到着

現地滞在時間わずか6時間と報道されていますが、このスケジュールをどう思います。
国会日程の合間を縫って週末を利用して、政府専用機で遠路はるばる会議に出席した理由は・・・。政府専用機一機飛ばすのにどれだけオイルが必要なの???

特別講演では、「開国と絆」のタイトルで、日本の貿易自由化を強力に推し進める
「平成の開国」を公約し、同時に改革に伴う格差拡大を防ぐために孤立する個人を社会全体で包む「新しい絆」の創造が必要だと訴えたそうですヨヨ。。。
でも、世界が日本に求めている財政の健全化、国債の格下げについては言及しなかったとか・・・。

当初、官僚主導から政治主導を訴えていた政権のトップが、見事に官僚の作文を
日本語で読み上げたのではないのですか。
失礼ながら、菅さんは外国語にも「疎い」と伺っておりますが。。。
日本のトップが国際社会に向かって直接、メッセージを発信できたと報じている記事もありましたが、国際社会はそんなに甘くはないのじゃありませんかネ。。。
半日にも満たないわずか数時間の滞在時間で、日本の存在をアピールしたなんて
おこがましいくありませんか。
こんな無駄使いは、いかがなものでしょう???
連坊氏以下仕分け人の方々にお伺いしたいものです。
海江田経済産業大臣も同行したそうですヨ。。。。。