映画「武士の家計簿」鑑賞・・・2010/12/11 10:06

先週末より上演されている「武士の家計簿」を見て来ました。。。
武士の家計簿
昨夜は、Qさんが友人との飲み会へ出掛けたので、飲み会が終わるまで「武士の家計簿」を見ようと前々から決めていました。
さて、「渋谷 or 品川」どちらで見ようかなと・・・。
渋谷は、西武B館の裏でロフトの並びの渋谷シネパレスです。
スクリーンもあまり大きくなく、客席も120席から150席程度の小さな所ですが、
小奇麗で気持ち良く、一人での映画鑑賞には良いシネマだと思います。

シネスクリーンでのフイルム鑑賞は、久し振りで3~4年振りかもしれない。
この頃は、すぐにTVで放送されるので、それで済ませているから・・・・・・。

渋谷シネパレスは、席がすべて指定席で、チケットを購入する時に画面を見て場所を
指定します。上演25分前に行ったら、画面上で埋まっている席は3席程でした。
お金を払おうとしたら、プライス表を指して「どちららになりますか?」って聞かれたんです。「エッ?何?」と思ったら、「一般 or 学生 or シニア・・」のどちらですかって事だったんです。
まさか、学生だとは思わなかったでしょうから、1800円 or 1000円かって聞かれた訳でしょうね。1000円で鑑賞したいけど、残念と言うかお陰様と言うか1800円を払いました。

「刀ではなく、そろばんで、家族を守った侍がいた
         ・・・家族の物語が、168年前の家計簿から今、よみがえる。」

江戸時代後半から明治・・、髷を結って刀をさしお城勤めをしているし主人公、背景からは時代劇なんだけど、時代劇じゃなくて現代のホームドラマの様な感じを与える坦々とした映画でした。
原作が原作だけに、物語がどのように展開されるのかと思いながら鑑賞していたら、
刀ではなくそろばんで生きる侍の家族を丁寧に表現して見せてくれました。
そして、そこには興行としての見せ場として、「父と子」の葛藤とそれを見守る母の姿が
展開されていました。
ただ、当時の社会背景や経済を理解して見ていないと、なんだかわからないかもしれないな~と、思ってしまいました。かなり、話が坦々と展開してしまうので。。。
もう少し丁寧に役職などの説明や、家計簿の内容を描いてあると、前知識のない人にも
優しいかったかなと感じてしまいました。

家財道具一切を並べて道具屋に売り払い、無利子の拾年月賦を交渉し、直之が子供の顔を真直ぐに見たいと言う箇所が、この映画の見せ場ではないでしょうかね。
猪山直之の愚直で実直な人柄が表現されていて・・・。
そして、168年経って自分が記した入払帳が、こんな形で世の中に知れ渡ったなんてきっとあの世で驚いていることでしょう。

猪山家については後日に・・・。
こちらも参考にしていただければと少しは、物語の理解が深まるかも。
 
猪山家の財産売却リスト



コメント

_ ホタル ― 2010/12/15 09:55

偶然ですね!!息子が11日(土)「武士の家計簿」品川にて鑑賞してきました。14日泉岳寺に帰宅途中に寄り、おまんじゅうをかってきましたよ。

_ 雪之華 ― 2010/12/15 13:33

息子さんも「武士の家計簿」を見に行かれたのですね。
どんな感想か聞いてみたいな??

お饅頭は、やっぱり塩の味がするんでしょうね。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
はじめてのシュナの名前は?

コメント:

トラックバック