高橋竹山 津軽三味線ひとり旅・・・2010/10/27 22:46

今日の公演は紀尾井ホールで14:00開演。
栗友の陽子さんと前々から一緒にお昼を食べる約束をしていたので、昨日、
ホールに近いホテルニューオオタニの麺処NAKAJIMAを予約をしておきました。ゆっくりとおしゃべりをしながらお昼を食べられる所を探して、ホテルに決めたので、ランチコースはスイーツ付きで1800円・・。お蕎麦の盛りもそこそこで、ゆっくり食事が出来て正解だった・・・。

さて今回の「高橋竹山 津軽三味線ひとり旅」は一昨年の再演で、生誕百年記念公演。
生涯竹山を爺ッチャと呼んで慕っていたナミコ役の高林由紀子さんの追想の
朗読で物語が進行し、爺ッチャ役の栗様が見事な津軽弁で竹山を甦らせ、
そして、バックに映し出された在りし日の竹山の演奏映像と二代目竹山が津軽三味線を競演する1時間半の舞台です。舞台は、上手にナミコが、下手に爺ッチャが椅子に座り、二代目竹山は、物語の進捗に合わせて演奏を挟みます。
津軽三味線ひとり旅
一昨年に次いで二度目の観劇ですが、今回も二代目の太棹の三味線が力強く響き、盲目の演奏家高橋竹山の津軽への熱い想いが、高林由紀子さんの涙と栗様の背筋の伸びた声量から発せられる美しい津軽弁から伝わってきました。
1975年頃、渋谷パルコへの途中、小劇場ジャンジャンの入口で竹山のポスターを良く見かけた思い出がある。今思うと当時演奏を聞きに行かなかった事が悔やます。
閉めの「岩木」は、演奏者を近くで見ているとばちを持つ手の色が変ってくるのがわかる程に荒々しく力強い曲で、心に伝わってくるものがある。

終演後、高林さんはロビーで、「明るく演じようと思っているんだけど、今日も涙が出てしまい・・。」と話されていました。
ロビーでの栗様・・・。「高林さんの涙に誘われちゃったよ・・」と・・。
明るくファンの方と話されたり、サインに応じられたり・・・。
離れていても声が良く通るので話が筒抜け・・・。
ロビーで・・
終演後ロビーで・・

今回の生誕百年記念公演は、明後日の京都公演そして12月の北海道・青森公演と続きます。






コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
はじめてのシュナの名前は?

コメント:

トラックバック