悲しいかな・・外交音痴・・・2010/10/04 23:20

何が言いたいか書かなくて判ってしまうタイトル。。。
本当になんでこんなに「外交音痴・外交べた」なのか???
隣国とは海を隔てているから、日本はまだ生き延びているけど・・・・、
これが地繋がりだったらどうなっているのやら。。。今頃はJapanは消滅しているんじゃないの。。

もともと日本が、国際外交なる行為を始めてわずかに1世紀半足らず。。。
なぜならば、国際社会で相手国と問題を解決する為に渡り合ったのは、
幕末の黒船来航からと言っても過言ではないと思うからです。
日本史における「外交史」は、古代卑弥呼の時代から隣国との朝貢外交、「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す・・」の聖徳太子の対等外交、そして時代は飛んで元よりの使者に右往左往して大風に助けられた外敵の襲来元寇、平氏や足利幕府による通商外交・・・、オランダ一国だけを残しての鎖国、鎖国しながら細々と隣国儀礼外交。。
ローマ帝国、オスマントルコ、そしてスペイン、フランス、イギリス・・、ヨーロッパや中央アジアの国々は、国が残るか民族が消滅するかのせめぎ合いの歴史を繰り返して来ている。そして、隣の大国も、常に漢民族と他民族が交互に国家をつくり歴史を綴って来た。
ヨーロッパ諸国に比べたら建国の浅いアメリカは、その大陸に上陸した人たちが悪しきにつけても戦い切り開いて国家を作り上げて来た。

島国である我が国が、国家存亡の危機を経験したのは、65年前のあの悲惨な戦争が唯一だといえるのでは・・・。
そしてその後、常に日米関係を維持しながら、国際外交を行って来た。
決して上手に国際社会を泳いで来たとは言えないが、経済成長に助けられながら、なんとか切り抜けて来たのではないだろうか。

ところが、経済低迷のこの時期、平成維新、奇兵隊内閣などと息巻く御仁達が、最低な外交音痴で日本を危うい立場に追い込んでいるように思えて。。。
それ以前の政権も頼りない外交政策を繰り広げていたが、今よりは少しはましに見えてくる・・。
したたかさがなくては隣国とは渡り合えないことを肝に銘じて欲しい。。。
こんなことを書いても詮無いことなんだけど・・・・・・。
悲しいかな・・外交音痴!!