フランス ルーアンからの贈り物・・・2010/08/21 23:26

夏の休暇を終えて東京に戻ったら、航空便小包が届いていました・・。
フランス ルーアンのT夫妻からの素敵な贈り物でした。

ランの糸で織った布とランの石鹸そして、「L」の花文字が刺繍されたカードに、夫妻の心のこもった手紙でした。
贈り物
実は、3年程前にルーアンを訪れた時に、郊外のホームセンターでランの種を買って来て、海のガーデンに植えつけて、毎年春には青い小花を沢山咲かせてくれています。でも今年の5月に、この花の情報が無いのですと書いたら、T夫人から、ノルマンディ地方ではランの畑があって糸を紡ぎオイルを採ると教えていただき驚いていたのです。

今回の贈り物のランの繊維を撚って織った麻布は、織は細かく麻の硬さはあるけどどこかすべっとした手触りがします。
石鹸は、心地よい優しい香りがしています。
ラン専門のブテックで手紙を書くためにT夫人が買い求めたカードは、写真の石鹸の下にある白い薄紙に包まれランの繊維紐で、あまりにもおしゃれにラッピングされたのので、ラッピングされたまま送られた来ました。私も使わすに大切に仕舞っておきます。繊維紐は少しオイリーな柔らかさを残す麻紐です。

庭のlinの花

このリーフレットも同封されていました。
リンが地平線まで咲いている畑の写真が圧巻です。
そして、整然と並べられた刈り込み後の畑の姿にも驚きました。
今度機会があったら畑一面のリンを見てみたいと思いました。
とっても夢の様な風景です・・・。
ノルマンディからの素敵な贈り物をありがとうございました。

lin
T夫人が簡単に訳を書き込んでくれました。
リンは、18C頃よりノルマンディで栽培されていた。
3月中~4月中旬頃に種まき、6月に花が咲き、7月に収穫、9月に糸にする工場に運ぶ。種は搾ってオイルをとり、石鹸・シャンプー・化粧品にする。
実はパンなどを作る。