いざ、成願寺へ・・・2010/08/18 19:30

湯河原は、平家討伐の兵を挙げた源頼朝に関係する史跡が散在する地である。
この休みに、幾つか訪れるつもりでいたのだが・・・。
毎日暑いので・・・。
今日、スタンドへガソリンを入れに行く途中で、「いざ、成願寺へ・・」と出かけまた。車を停める所があるかどうか心配だったのですが、駅の裏の道を登って行くと、参道の階段下に空地がありました。ちょっと失礼して其処に駐車させてもらいましたが、階段昇って行くとちゃんと駐車場がありました・・。

東国の有力豪族土肥一族の墓所のある曹洞宗の成願寺は、湯河原駅からすぐの古刹である。
現在のJR駅から寺の当りが土肥実平の館跡とされていて、駅前に実平と夫人の像があります。夫人は、土肥実平が石橋の戦いで敗れた源頼朝を助けた時に内助の功を発揮したと記載されていました。
土肥実平と夫人像
頼朝挙兵については、・・・、省略。歴史は、自分で調べると興味がますものですよ。なんてネ。。。

成願寺の参道の階段は、強い日差しを遮ってくれる大きな木が両側に高く繁っています。鎌倉時代からの古刹のたたずまいがありました。
参道
両脇に仁王像が立つ山門をくぐりと、階段の上に「成願寺のビャクシン」の巨木が大枝を張り出していました。
山門と巨木
このビャクシンは、幹の周長6.0m、樹高20mの樹齢800年といわれ国指定天然記念物の古木です。ビャクシンは、樹齢を重ねると幹にねじれが見られる特徴があるそうですが、この木も幹が大きくねじれていて、枝は広く張っていて緑の葉を茂らせて、強い日差しを遮る影をつくっていました。
国指定天然記念物ビャクシン
枝の途中にこんな小さな芽が・・・。まだまだ元気なビャクシンの巨木のようです。この木は、長い歴史を見て来たんでしょうね。いつまでもここから海を眺めていて欲しいと思いました。
こんな新芽が・・

境内
静かな境内でした・・・。左手の奥に土肥一族の墓所があります。
10坪ほどの墓所に66基の、鎌倉様式の墓石や室町時代の石塔があり、一箇所で各種の墓形が見られる墓所はめずらしいと書かれていました。
土肥一族の墓所

意を決して暑さのなか出かけてよかった・・・・・。









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