理科の実験・・・2010/08/04 17:03

今日の読売新聞社会面 学力考 「小学理科 指導に苦心」・・

小学中学と理科は苦手でした。
理科の実験の思い出は、なるべく遠くから眺めて得意な友達任せで、私にとっては面白く無い時間でした。
薬品をつかったり、虫を観察したり、・・・。植物の観察もスケッチが上手く書けなくて挫けていた思い出があります。
理科室は独特の臭いがして、放課後の掃除当番で理科室が廻ってくるといやだったのを覚えています。
まあ、私は社会科が大好きだったから、理科は好きじゃ無かっただけですけど。
理科が嫌いな理由にはなっていませんね。

新聞記事には・・・
「子供はやはり理科が大好き。実験や観察が学力アップに通じる。」
「公立小学校の理科を支える環境が危うい。予算不足で実験材料の工面に苦労する・・。肝心の教師の指導力養成に不安・・。」

我家の小4の姪に、「理科好き??」と聞いたところ、「うん、好きだよ。」と返事が返ってきました。きっと彼女の学校の理科の授業環境がよいのでしょうか。
理科の実験の好きな子供達が、僅かな予算で十分に実験が出来ないなんて、
信じられない現実だと思いませんか。
休日返上で実験教材を手作りして、生徒の興味を呼び起こしてくれる熱心な先生い出会えた生徒は、幸せです。
全教科を受け持つ小学校教師の5割が理科の指導が苦手な現状で、
どうやって、楽しくて将来に夢が繋げられる理科の実験が出来るんでしょうか。
国が費用を負担して元教師や理科系研究所関係者、理系学生が理科の授業を手伝う「理科支援員制度」が、昨年の事業仕訳で「理科教育を充実させるには、理科の専任教員を確保すべき」の方針から廃止の見込みとか。

理科の専任教師確保は、もっともな意見だと思いますが、専任教師を確保出来るまでは、支援する助手が必要なのではないですか。
こども手当で、個々にお金をばら撒くのではなくて、もっと将来をみこしたお金の使い方をすべきではないですか。なにか間違っている様に思えます。

未来ある子供達の豊かな成長のためには、科学的論理的な思考や観察力を養うことが優先されるべきです。
それが将来の日本人しいては日本の財産となるのですから・・・。