新聞を読む・・2010/05/28 23:27

近頃は、何かと時間に追われていて、新聞を読むと言うより目を通す事も出来ない日が続く・・・。
テーブルの上に置かれた新聞の大きな見出しだけが飛び込んで来るだけの日が多い。

昨今は、インターネットの普及でニュースペーパーを必要としない人が大勢いる。
パソコンのスイッチをオンにして、今日のニュースや気になっている事柄の語彙を入力すれば、すぐに情報を入手することが出来る。さらには、通勤時に携帯電話を利用してその日の話題を収集することだって簡単になっている。

購読者の減少した新聞も、Web読者の囲い込みに一生懸命になっている・・・。
昔は、野球で巨人が勝った翌朝は、駅売りのスポーツ新聞の売れ行きが良かったけど、今はそんなことは無いのだろうな~。
弟の家庭でも、朝刊は購読しているけど夕刊はやめたようだ。

私は、時間が許せば・・・、新聞を一枚一枚開いて、まず見出しを読み、興味を誘った記事を斜め読みして、下の方の新刊本や週刊誌の広告に目をやって、後でもう一度読み返したい記事は、捨てられない様に別にして置きます。
この頃は、日中にその日の出来事をネットで読み、ペーパーではコラム記事や特集記事を中心に拾っう事が多いです。

昨日は、「江戸東京野菜・・馬込半白キュウリ・・」の見出しが興味をひきました。
・・・谷中生姜に金町コカブ、亀戸大根、滝野川ゴボウ・・、土地の名前を冠した野菜・・・。知っているのは、谷中生姜くらい。
馬込半白きゅうりなんて聞いた事がなかったので、後で検索してみました。
明治の頃に大田区馬込村で作られた、少し柔らかい糠漬け用に重宝された
白っぽいキュウリでした。

こんな感じで、日々新聞から雑多な知識(?)を仕入れています。
だから、新聞がめくれない時は、何か面白い事を逃がした様な気がしたり・・。

昔、中学・高校の頃、学校が休みの朝、食卓にある新聞をお茶を飲みながら
読んでいて、よく母に怒られました。
「女の子が、朝から新聞を読んでいるものではありません!!」と・・。
今の中学生や高校生は、新聞を読みなさいと言っても読まないかも・・・。

新聞を読むのって結構面白いけどな・・・・・。