葵祭・・ ― 2010/05/15 22:51
京都賀茂社の祭礼である葵祭の行列で平安絵巻(?)を拝見し、その後、下鴨茶寮で葵祭御膳を楽しんで来ました。
総勢500余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、腰與1台からなる1kmの行列は、
京都御所を出発して下賀茂神社、上賀茂神社と8kmの行程を練り歩きます。
今回は、下鴨神社の参道糺の森の桟敷でこの行列が過ぎるのを拝見しました。行列は、初めは勅旨代を中心とした男列の本列で、その後に華やかな斎王代列の女列が続きます。
源氏物語の葵の巻きで、光源氏の正妻葵上と六条の御息所の車争いは、この葵祭の行列見物の場で起こったお話・・。平成の男列には雅な光源氏は存在しませんでした。アルバイト(?)の衛士、舎人、隋身、そして行列中の最高位で光源氏が勤めた近衛使代は・・・、初老の方でしたよ。
やっぱり、斎王代列は、衣装の華やかさと、行列に参加しお勤めしている気持ちが少し伝わって来るように思いました。
総勢500余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、腰與1台からなる1kmの行列は、
京都御所を出発して下賀茂神社、上賀茂神社と8kmの行程を練り歩きます。
今回は、下鴨神社の参道糺の森の桟敷でこの行列が過ぎるのを拝見しました。行列は、初めは勅旨代を中心とした男列の本列で、その後に華やかな斎王代列の女列が続きます。
源氏物語の葵の巻きで、光源氏の正妻葵上と六条の御息所の車争いは、この葵祭の行列見物の場で起こったお話・・。平成の男列には雅な光源氏は存在しませんでした。アルバイト(?)の衛士、舎人、隋身、そして行列中の最高位で光源氏が勤めた近衛使代は・・・、初老の方でしたよ。
やっぱり、斎王代列は、衣装の華やかさと、行列に参加しお勤めしている気持ちが少し伝わって来るように思いました。
斎王代に選ばれて十二単衣をまとい、大役をこなし腰與(およよ)に乗って行列する名誉と幸せを感じている様に・・。今年の斎王代に勤めている女性は、20歳の医大生で、お母様やおば様も斎王代を勤められたそうです。
騎女(むなのりおんな)の方は、騎乗姿が凛々しく、女童(わらわめ)は、可愛らしく嬉しそうに歩いていたのが微笑ましかったです。
騎女(むなのりおんな)の方は、騎乗姿が凛々しく、女童(わらわめ)は、可愛らしく嬉しそうに歩いていたのが微笑ましかったです。
行列は、神社の神殿で「社頭の義」のと言われる、伝統的な祭儀を行うのですが、私たちは行列が糺の森の奥へ進んだ後は、下鴨茶寮の「賞味会」へ・・・。
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