龍馬の見た江戸・・・ ― 2010/03/26 21:16
原宿に長~く居て、興味がありながら、なかなか足が向かなかった浮世絵太田記念美術館へ、昨日初めて入館してみました。
今月の展示テーマが、「龍馬の見た江戸 -幕末の風景-」だったので、150年前の東京(江戸)の様子が、絵を介して見られるチャンスだと思って、この展示ポスターを見つけた時から、今回は見に行こうと決めていたからです。
身近にある美術館は、いつでも行けると思っていると・・・、結局、目的の展示が見られなくなるものです。
今回は3月2日から26日まで。
昨日は、少し忙しくて思うように時間が取れかったのでが、最終日に行けなくなる危険もあるので・・・、思い切って仕事の途中で美術館へ・・。
そんなに広い展示ではないので、急ぎ足で見て来ました。
嘉永6年(1853)ペリー率いる黒船が浦和に来航した年に、龍馬は剣術の修行に江戸へ・・。
その頃の品川沖の様子や、高輪の秋を描いた風景画に描かれた江戸の海は、今は埋め立てられてしまった辺りでしょうか。
今はその様子を想像する事も出来ませんが、品川鮫洲の辺りに紅葉の名所があったと、「居眠り磐音 江戸双紙」にありましが。
歌川広重「江戸名所」は、まさにこの頃に刊行された風景画で、幕末の頃の江戸の様子を垣間見る事が出来ます。
でも、江戸名所絵ですから、長閑な江戸の町の雰囲気が感じられ、吉原の大門てこんな感じ・・なんだ。
土佐や薩摩の若者が、江戸の町をどんな思いで歩いていたのでしょうか・・。
そして、試衛館の面々は・・、伊庭の若様は・・、この絵に描かれた江戸の町を歩いていたんですね。
江戸の町にタイムスリップしてみたいですか?
去年人気があったドラマ「仁」になっちゃいますね。
幕末の世情を反映した風刺画のコーナーでは・・、
米俵の軍勢と貨幣の軍勢の戦を描いて物価高騰の様子を風刺した絵や、頼母子講の様子を描いて幕末の諸藩を揶揄した風刺画もありました。貧乏くじだけは引かない様にと・・・。
子供相撲図は、薩摩藩と会津藩の戊辰戦争を題材にしているとか・・。
今回のポスターに描かれた龍馬は、近年に発見された作品で、明治20年に上演された時の龍馬を描いた役者絵だそうです。
さすが役者絵ですね・・・。
今月の展示テーマが、「龍馬の見た江戸 -幕末の風景-」だったので、150年前の東京(江戸)の様子が、絵を介して見られるチャンスだと思って、この展示ポスターを見つけた時から、今回は見に行こうと決めていたからです。
身近にある美術館は、いつでも行けると思っていると・・・、結局、目的の展示が見られなくなるものです。
今回は3月2日から26日まで。
昨日は、少し忙しくて思うように時間が取れかったのでが、最終日に行けなくなる危険もあるので・・・、思い切って仕事の途中で美術館へ・・。
そんなに広い展示ではないので、急ぎ足で見て来ました。
嘉永6年(1853)ペリー率いる黒船が浦和に来航した年に、龍馬は剣術の修行に江戸へ・・。
その頃の品川沖の様子や、高輪の秋を描いた風景画に描かれた江戸の海は、今は埋め立てられてしまった辺りでしょうか。
今はその様子を想像する事も出来ませんが、品川鮫洲の辺りに紅葉の名所があったと、「居眠り磐音 江戸双紙」にありましが。
歌川広重「江戸名所」は、まさにこの頃に刊行された風景画で、幕末の頃の江戸の様子を垣間見る事が出来ます。
でも、江戸名所絵ですから、長閑な江戸の町の雰囲気が感じられ、吉原の大門てこんな感じ・・なんだ。
土佐や薩摩の若者が、江戸の町をどんな思いで歩いていたのでしょうか・・。
そして、試衛館の面々は・・、伊庭の若様は・・、この絵に描かれた江戸の町を歩いていたんですね。
江戸の町にタイムスリップしてみたいですか?
去年人気があったドラマ「仁」になっちゃいますね。
幕末の世情を反映した風刺画のコーナーでは・・、
米俵の軍勢と貨幣の軍勢の戦を描いて物価高騰の様子を風刺した絵や、頼母子講の様子を描いて幕末の諸藩を揶揄した風刺画もありました。貧乏くじだけは引かない様にと・・・。
子供相撲図は、薩摩藩と会津藩の戊辰戦争を題材にしているとか・・。
今回のポスターに描かれた龍馬は、近年に発見された作品で、明治20年に上演された時の龍馬を描いた役者絵だそうです。
さすが役者絵ですね・・・。
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