風花草紙

先日　所用で信州佐久の望月へ出かけました。

信州と言えば必ずと言って良いほどに昼食は「蕎麦」でしょう・・
連れて行っていただいたのが山桜が咲き田んぼの風景にとけ込んでいる「職人館」と言う蕎麦屋でした。

「職人館」とは面白い屋号だと思いつつ中へ・・
古い民家に手を加えた居心地の良い空間で　窓から見える田植えを待つ田んぼの風景は一枚の絵画の様でした。

おまかせのコース料理は　今そこの畑で採ってきた茹でていないアスパラと春野菜のサラダや蕎麦の実の入ったリゾットそして蕎麦粉のクレープと南欧料理を思わせる内容に、もちろん十割石臼挽き蕎麦でした。
すべての材料・料理に店主のこだわりが感じられる内容でした。
決して「蕎麦好き」とは言えない私にとっても　美味しくて楽しいおまかせ料理でした。

「職人館」について詳しく知りたい方は　ごはんの旅人・向笠千恵子の一食一会「信州望月の職人館で食養そば料理を味わう」をのぞいてみたらいかがですか・・

美味しい料理の写真も載っています。

私は　入口の石鉢にさしてあった「白木蓮」を撮って来ました。

何故て・・？
池波正太郎原作「真田太平記」（CATVで現在視聴中・・）のなかに「白木蓮の様な女・・」とあったばかりなので……　玄関前にさしてあった満開の白木蓮の枝に心引かれてしまったのでした。